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玉穂町(たまほちょう)は、かつて山梨県に存在した町。
2006年2月20日、隣接する田富町、豊富村と対等合併して市制施行し、中央市となり消滅した。
[編集] 地理
山梨県中部、甲府盆地の中央南部に位置し、東は鎌田川を境に甲府市と隣接する。笛吹川、釜無川などの流域にあたり、盆地の低地部に位置するため、甲斐の連山を眺め渡すこともでき、景観にも優れた町である。
[編集] 近現代
- 1955年 それまでの三町村・稲積村が合併し、玉穂村が誕生した。玉穂村は甲府盆地を流れる釜無川、笛吹川などを集めて地下水は豊富であり、稲作を中心とした農村地帯として発展してきた。その後、昭和47年、甲府地区広域市町村圏の指定により、企業誘致を行うなど積極的に広域行政を推進し、新しい村としての性格を持つようになった。
- 1980年(昭和55年)には国立山梨医科大学の開校
- 1983年(昭和58年)山梨医科大学付属病院が開院。この頃より文教地域としての特色を持つようになった。都市化とともに人口も増え、人口増加率が全国有数の伸びを示したこともある。
- 1985年(昭和60年)町制施行、玉穂町となる。
- 2006年(平成18年) 田富町、豊富村と合併、中央市となり消滅。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 東海旅客鉄道
[編集] 道路
- 高速道路
- 中央自動車道が町内を通過するが、インターチェンジ・パーキングエリアなどの施設は無い。
- 都道府県道
- 山梨県道12号韮崎櫛形豊富線、山梨県道29号甲府玉穂中道線
[編集] 関連項目