温泉寺 (神戸市)
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| 温泉禅寺 | |
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 本堂 |
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| 所在地 | 兵庫県神戸市北区有馬町1643 |
| 山号 | 有馬山 |
| 宗派 | 黄檗宗 |
| 本尊 | 薬師如来（国重文） |
| 創建年 | 神亀元年（724年） |
| 開基 | 行基 |
| 別称 | 温泉寺 |
| 文化財 | 薬師堂・薬師如来及び両脇侍・波夷羅大将ほか（国重文） |
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温泉寺（おんせんじ）は兵庫県神戸市北区にある黄檗宗の仏教寺院。本尊は薬師如来。宗派はもとは真言宗であった。正式名は有馬山温泉禅寺。
目次 |
[編集] 概要
縁起によれば、724年、行基により有馬温泉郷の傍、六甲山系は愛宕山の中腹に開かれたとされ、鎌倉時代の仁西を中興の祖とする。
1576年に火災で全山焼失したが直ちに北政所によって再建された。 その後再び火災にあい、1582年に現在ある薬師堂が建立された。しかし明治時代初めの廃仏毀釈で、1590年に豊臣秀吉が有馬大茶会を開催したとされる阿弥陀堂も含め、薬師堂以外の堂塔は全て取り壊されてしまった。その後、廃寺となった旧温泉寺の奥の院であった黄檗宗清涼院が寺籍を継いで現代に至っている。
境内には資料館「御祖師庵」が設けられ、寺の歴史に関する資料が展示されている。
[編集] 文化財
- 薬師堂 （桃山時代1590年建立）
- 薬師如来及び両脇侍（日光菩薩・月光菩薩）像（本尊）
- 波夷羅大将（はいらたいしょう）立像 （重要文化財）鎌倉～室町時代の作。波夷羅大将は薬師如来を守護する十二神将の一で、十二神将像12体のうちの1体だけが残ったものと思われる。
- 黒漆厨子 （重要文化財）
- 伝平清盛五輪塔 （鎌倉時代末）
- 伝慈心坊尊恵五輪塔 （鎌倉時代末）
[編集] 行事
- 1月2日 - 入初式
[編集] 所在地・アクセス
〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1643
- 神戸電鉄 有馬温泉駅 徒歩10分
- 六甲有馬ロープウェー 有馬駅 徒歩10分
[編集] 周辺情報
- 極楽寺 （徒歩1分）
- 神戸市立太閤の湯殿館 （徒歩1分）
- 念仏寺 （徒歩1分）
- 湯泉神社 （徒歩1分）
- 有馬の工房 （徒歩1分）
- 銀の湯 （徒歩2分）
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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