晩翠通り
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晩翠通り（ばんすいどおり）は、仙台市青葉区の「高等裁判所前」交差点から国道48号（北四番丁）に至る道路を指す。延長およそ1.5km。
道路愛称の由来は、文学家の土井晩翠に由来し、彼が一生を過ごした、晩翠草堂が沿道に立地することから名づけられた。晩翠通りの愛称がつく前は細横丁（ほそよこちょう）と呼ばれており、現在も晩翠通り別名として使用されている。全線にわたって街路樹が植えられており、定禅寺通りや青葉通りに負けじとも劣らないグリーンベルトになっている。
旧通り名の細横丁は戦災復興で広い通りへと変貌した。北四番丁との交差点から仙台市立第二中学校へ向かう通りも細横丁に含まれていたのだが、この通りの幅(約２メートル)こそが「細横丁」の名残である。この通りが広く拡張された後、西大通りと名前を変えようとした仙台市と、昔懐かしい細横町を残そうとした人々の間で激しい論争となった。昔の細横町は売春街だったためこの名前を消したい人もおり論争は白熱した。その結果として、第３の案である晩翠通りに落ち着いたのである。なお、この愛称がつけられた後、土井晩翠の子孫がパブリシティ権の侵害だとして仙台市を訴えたことがある。
[編集] 沿道の施設など
[編集] 関連項目
| 仙台市の愛称命名道路 |
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