教科担任

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教科担任（きょうかたんにん）とは、教科指導を担当する教員のことである。

日本の中学校や高等学校などの中等教育の学校では原則として各教科ごとに教科担任が配置される。これらの校種に就く教員は、教科ごとに発行された教員免許状を持っており、その教科を専門としている。

これに対し、就学前教育（幼稚園など）や初等教育（小学校など）では、基本的に学級担任が全教科を指導する。しかし、音楽や体育、図画工作などでは小学校においても教科担任が配置されることがある。このような教科担任は特に専科と呼ばれる。また、近年では、小学校高学年の国語や算数などで、教科担任制を行う研究も行われている。

1つの教科に複数の教科担任がおかれる場合にあっては、同じ教科の教科担任によって教科部会（教科会ともいう）が組織され、教育方針の協議、教材研究、それぞれの担当クラスの進度の確認、定期考査における出題内容の協議などが行われることが多い。