小野宿
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小野宿（おのじゅく）は、長野県上伊那郡辰野町と塩尻市にまたがる初期中山道、三州街道の宿場町。
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[編集] 概要
小野宿のある小野地区は古くから松本・諏訪地方と伊那谷との境界であり、天正19年(1592年)の領有権争いのときに豊臣秀吉により中央で真っ二つに分割されて以来、現在も辰野町小野、塩尻市北小野に分かれたままである。
初期中山道は西の牛首峠を越えて贄川宿、東へは小野峠を越えて下諏訪宿へと続き、三州街道は北の善知鳥峠を越えて塩尻宿、南は川沿いに下って宮木宿へと続いていた。 小野宿は両街道の交点として栄えたが、初期中山道は十数年で小野宿を迂回する塩尻宿経由のルートに変更された。
現在は国道153号沿いに小野宿問屋をはじめとする間口の広い重厚な造りの家々が軒を連ねているのが見られる。塩尻市・辰野町の行政界付近には国道をまたぐ大鳥居がある。
[編集] その他
北小野地区にある信濃国二之宮小野神社・矢彦神社も両小野分割時に小野神社が北、弥彦神社が南に分割されており、矢彦神社は辰野町の飛び地となっている。
[編集] 周辺
- 小野・矢彦神社社叢（県指定天然記念物）
- 小野宿問屋
- しだれ栗森林公園
- 古田晃記念館
