天城 (空母)
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天城(あまぎ)とは、日本海軍の雲龍型航空母艦の二番艦。名前は、静岡県伊豆半島の中央にある天城山から付けられた。
竣工時には、日本海軍は壊滅的な状態に陥っており、燃料がなく、出撃機会のないまま、呉港に対空砲台として停泊中に、米軍機の攻撃を受けて、横転着底して戦後引き上げられ解体された。
[編集] 歴史
- 1942年10月1日三菱造所にて起工
- 1943年10月15日進水
- 1944年8月10日竣工
- 同年9月空母「雲龍」と第1航空戦隊を編成
- 1945年6月10日呉港外の三ツ子島に碇泊。3月19日、7月24日、7月28日に米軍機の空襲を受け損傷。応急処置の不備により浸水横転、着底。
- 同年10月除籍
- 1947年7月31日浮揚作業完了。後に解体処分
[編集] 関連項目
大日本帝国海軍の航空母艦 | |
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瑞鳳型空母: | 瑞鳳 | 祥鳳 |
飛鷹型空母: | 飛鷹 | 隼鷹 |
千歳型空母: | 千歳 | 千代田 |
大鷹型空母: | 大鷹 | 雲鷹 |冲鷹 |
雲龍型空母: | 雲龍 | 天城 | 葛城 | 笠置 |阿蘇 | 生駒 |
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