土方豊義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

土方豊義 凡例
時代	江戸時代中期
生誕	元禄2年8月3日（1689年9月16日）
死没	享保4年7月1日（1719年8月16日）
別名	彦丸（幼名）
戒名	寛光院殿仁海宗智大居士
墓所	三重県三重郡菰野町菰野の見性寺
官位	従五位下、丹後守
藩	伊勢菰野藩主
氏族	土方氏
父母	父：土方豊高、母：織田長頼の娘 養父：土方雄豊
妻	正室：永井尚敬の娘
子	2男3女（土方雄房、土方雄端、 娘（織田信方室）、娘（川鰭輝季室）、 娘（渡辺邦綱室のち大久保忠肥室）

土方 豊義（ひじかた とよよし）は、伊勢菰野藩の第4代藩主。

1689年8月3日、第3代藩主・土方雄豊の嫡男・土方豊高の長男として江戸で生まれる。父が1698年に早世したため、祖父の養子となり、1705年の祖父の死去で後を継いだ。ただし、若年のために叔父の土方久長が後見人とした。このとき、久長に1000石を分与したため、菰野藩は1万1000石となった。

1718年、大坂加番となったが、まもなく発病して1719年7月1日、在任中のまま大坂城で死去。享年31。

後を長男の土方雄房が継いだ。