国分町通り

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国分町通り（こくぶんちょうどおり）は、仙台市青葉区の国道48号（北四番丁・青葉神社通り交差点）から五橋通りまで向かう道路を指す。旧奥州街道の一部。

[編集] 概要

江戸時代、城下町・仙台を南北に貫く旧奥州街道沿いにあった町人町「国分町」に由来する名称。城下の旧奥州街道は、現在、北の青葉神社門前から南の東北大学片平キャンパスまで直線道路として残っているが、旧町名は複数あり、北から列記すると、

通町：青葉神社門前～北七番丁
北鍛冶町：北七番丁～北四番丁（国道48号）
二日町：北四番丁～定禅寺通
国分町：定禅寺通～大町（芭蕉の辻）
南町：大町（芭蕉の辻）～東北大学

（注）南町と南町通りは互いに直交する町人町

と分かれていた。現在は、直交する北四番丁（国道48号）を境に南北で愛称命名道路の名称が異なり、北側の通町と北鍛冶町が「青葉神社通り」、北四番丁より南側の二日町・国分町・南町が「国分町通り」と呼ばれている。

現在の通り沿いの街の機能は、旧町の区分よりも交差する大通りによって分けられるブロック毎に異なっている。北四番丁から定禅寺通りまでは今も「二日町」と呼ばれ、下町の雰囲気を見せながらも、宮城県庁・仙台市役所と隣接するため、行政サービス関連業種（公共事業や行政のアウトソーシングに関連した企業）が立地している。定禅寺通りから広瀬通りまでは、歓楽街としての「国分町」となっている（→国分町）。広瀬通りより南はオフィス街・金融街としての「国分町」となっており、沿道の日本銀行仙台支店を中心に南町通り辺りまでビル街が続く。芭蕉の辻から南町通りまでは、仙台市電の芭蕉の辻線が走っていたため、国分町通りの中で最も道幅が広い。

[編集] 歴史

国分町通りの歴史については国分町を参照せよ

[編集] 一方通行規制

国分町通りは青葉神社通りの北四番丁～北五番丁区間同様、道幅は狭いながらも2車線になっているためかつては全線対面通行となっていた。しかし、2006年からそれまで12時から17時までの間に限定していた広瀬通りと定禅寺通りの間の北行一方通行規制を終日化し、当該区間のみ2車線の北行一方通行になっている。それ以外の区間では現在でも対面通行である。