四間飛車
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四間飛車(しけんびしゃ)は、将棋の戦法の振り飛車の一種である。 先手ならば飛車を6筋に、後手ならば飛車を4筋に振る戦法である。「四間」とは、振った位置が、左から数えて四升目であるからである。 振り飛車の中では一番一般的な戦法である。
最古の棋譜である1607年(慶長12年)6月の初代大橋宗桂と本因坊算砂の対局でも、後手、算砂が四間飛車を用いている。(結果は宗桂の勝ち)
一般的になった主な理由は、攻守のバランスが取れていることが挙げられる。 近年は、藤井システムができた事によって、研究は著しい進歩がある。
囲いはほとんどが美濃囲いである。しかし、場合によっては居玉のままであったり、逆に、穴熊囲いまで固めることもある。非常に柔軟性が高いのも、よく指される理由である。
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