吉川正博

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吉川 正博（よしかわ まさひろ、1963年1月21日－）は元全日本女子バレーボールチーム監督。神奈川県出身。東海大学卒。妻は元全日本バレーボール選手の津雲博子。

中学からバレーを始め、1985年、大学卒業後にNECに入社した。全日本ジュニアコーチ、アトランタ五輪チームのコーチを経て、1997年、NECレッドロケッツの監督に就任した。同年の黒鷲旗全日本バレーボール選手権ではチームを初優勝へと導いた。2001年に全日本女子監督に就任し、同年のグランドチャンピオンズカップでは銅メダルを獲得した。しかし、同年のアジア選手権では中国、韓国には及ばず3位決定戦で地元のタイに敗れ、史上初のアジア選手権メダル無しという結果に終わった。2002年世界選手権でも予選落ち13位という結果に終わり、その責任を取る形で辞任した。本人は続投を希望したものの、事実上の更迭となった。

2004年7月、NECレッドロケッツの監督に再び就任。第11回Vリーグ（2004-05）ではチームを優勝へ導き、最優秀監督賞を受賞した。しかし、第12回のVリーグでは、大友愛の妊娠発覚、引退によるチーム力ダウンなどで低迷し、6位に転落した。

先代: 葛和伸元（1997年～2000年）

全日本女子監督: （2001年～2002年）

次代: 柳本晶一（2003年～）

※カッコ内は監督在任期間。