勝田車両センター

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勝田車両センター（かつたしゃりょう―）は、茨城県ひたちなか市西大島二丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）の車両基地。水戸支社の管轄となっており、常磐線・勝田駅の北側に位置する。

目次 1 配置車両の車体に記される略号 2 歴史 3 配置車両 3.1 一般型車両 3.2 貨車

[編集] 配置車両の車体に記される略号

「水カツ」・・・水戸支社を意味する「水」と、勝田を意味する「カツ」から構成される。

[編集] 歴史

• 1961年6月1日 勝田電車区として開設
• 2004年4月1日 勝田車両センターに改称

[編集] 配置車両

2006年12月現在の配置車両

[編集] 一般型車両

• 485系

• 臨時列車用の6両編成1本と4両編成1本（10両）、ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレス ゆう」の6両編成1本、及び訓練車の4両編成1本の計20両が配置されている。
• 訓練車については、2007年10月から鉄道博物館への展示が決定しているため、2006年度内までに引退する予定である。

• 651系

• 基本編成の7両編成9本（63両）と付属編成の4両編成9本（36両）の計99両が配置されている。
• 特急「スーパーひたち」の全列車、及び「フレッシュひたち」の一部の列車で運用されている。

• E653系

• 基本編成の7両編成8本（56両）と付属編成の4両編成4本（16両）の計72両が配置されている。
• 特急「フレッシュひたち」で運用されている。

• 403系・415系

• 鋼製車両（403系・415系）は7両編成20本（140両）と4両編成20本（80両）の計220両が配置されている。一部編成は保留車となっている。
• ステンレス車両（415系1500番台）は4両編成20本（80両）が配置されている。
• 常磐線（上野～相馬間）及び水戸線の普通列車などで運用されている。
• 後述のE531系の導入により、鋼製車両は数を減らし、将来的には鋼製車両のすべての編成が置き換えられる。

• E501系

• 基本編成の10両編成4本（40両）と付属編成の5両編成4本（20両）の計60両が配置されている。
• 常磐線（上野～土浦間）の普通列車で運用されている。通常は土浦運輸区に常駐し、土浦～勝田間は検査時以外は入線しない。すべて10両編成+5両編成の15両編成で運用されている。また、検査などでの当センターへの回送の際は、土浦～勝田間の構内有効長の関係から、10両編成と5両編成と別々に回送される。
• 2007年春以降は、常磐線の友部以北と水戸線の普通列車での運用となる予定であり、それに伴い一部車両にトイレを設置する。また、2006年12月現在、トイレ設置が完了しているのはK-702・K-704編成である。

• E531系

• 基本編成の10両編成22本（176両）と付属編成の5両編成16本（80両）の計256両が配置されている。最終的には基本10両編成22本（220両）と付属5両編成16本（80両）の計300両が配置される予定である。付属編成は配置完了。
• 常磐線　（現在は上野～大津港間）の普通列車と上野～土浦間に運用されている特別快速に運用されている。
• 2007年春以降は、上野駅発車口普通列車を、この車両に統一される。また、グリーン車も導入され、（上野～高萩間）に運用される。
• 2006年8月26日から翌2007年春までは、暫定的に水戸線でも運用される（但し付属編成のみ）。

• E491系

• 3両編成1本が配置されている。電気・軌道総合検測車「East I-E」。

[編集] 貨車

• チキ5200形

• 2両が配置。レール輸送用長物車

• ホキ800形

• 24両が配置。バラスト輸送用ホッパ車