世界の車窓から
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世界の車窓から（せかいのしゃそうから）は、テレビ朝日系列ほかで1987年6月1日から放送されている、帯の紀行番組である。かつてはBS朝日、朝日ニュースターでも放送されていた。テレビ朝日・朝日放送・名古屋テレビ放送及び一部地域のみ字幕放送。ハイビジョン制作で、アナログ放送ではレターボックスが出た状態で放送される。
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[編集] 概要
世界各地の鉄道の車窓から見える美しい景色や、その沿線の名所、観光地などを紹介する。また、列車内の乗客、乗務員、あるいは駅構内の様子を映し出している事もある。短時間の番組であるため、ひとつの国を1ヶ月～3ヶ月ほどかけて紹介する。
番組の画像はDVDとしてバップから発売されている。また番組スポンサーでもある、富士通製のパソコンの店頭向けデモ画像にも使われている。なお富士通はテレビ朝日・北海道テレビ放送・新潟テレビ21※・名古屋テレビ放送・朝日放送・広島ホームテレビ・九州朝日放送・長崎文化放送※のみの提供スポンサーで、その他の地域では別の提供スポンサーまたは提供スポンサーなしとなる（※は富士通が提供スポンサーではない曜日あり）。
テレビ朝日系列であっても、瀬戸内海放送（2005年4月よりネット中止。それ以前も富士通提供ではなかった）、東日本放送（2005年10月よりネット中止）、熊本朝日放送、鹿児島放送、静岡朝日テレビにはネットされていない。また、系列外であるがテレビ山梨（TBS系）と北日本放送（日本テレビ系）にもネットされている。
テーマ曲は溝口肇による（曲のタイトルは番組タイトルと同名である）。ナレーターは俳優の石丸謙二郎が務めている。
[編集] 放送時間
- 月曜日～金曜日／23:10～23:17、土曜日／22:51～22:57、日曜日／22:54～23:00（テレビ朝日の場合）
- 2000年3月までは平日は21:54～22:00であったが、ニュースステーションの放送時間繰り上げにより枠移動となった。
- 日曜は、日曜洋画劇場の関係により、時間変更の場合あり。
- 地域によって、放送日・放送時間は異なる。各地の放送時間は公式ホームページを参照されたい。
日曜日の放送がない局（山形テレビなど）や土・日の放送がない局（北海道テレビ放送など）では、その分テレビ朝日の本放送から遅れるため、地域によっては2～3年ほどの遅れが生じていることがある。そのような地域では、エンディングの最後のテレビ朝日のロゴマークは旧・全国朝日放送時代のロゴが登場している（但し、北海道テレビ放送に関してはテレビ朝日の新ロゴマーク（＼tv asahi）に差し替えられている。）
なお、土・日の放送がない北海道テレビ放送や朝日放送での放映版はエンドクレジット時の予告ナレーションが入らない。また、テロップも「明日もお楽しみに」ではなく「次回もお楽しみに!」に変わっている。
また、局によっては、北日本放送（土・日曜日のみ）、テレビ山梨（木曜日のみ）のように極端に放送回数が少ない地域も存在する。これらの地域では上記以上の遅れが生じている可能性があるが、現在どのくらい遅れているかは不明である。
現在は琉球朝日放送のみテレビ朝日と同時ネットである。 以前は年末年始の時期も放送されていたが、2001年以降は12月29日頃～1月3日まで番組自体を休止している。
[編集] 放送地域一覧
[編集] 2006年
[編集] 2005年
[編集] 影響を受けた企画
- NHK『サラリーマンNEO』の2005年夏の第3回放送で、「世界の社食から」としてGoogle社とインテル社の社員食堂を紹介。鉄道の映像を使ったオープニングタイトルの作りや音楽中心の構成など、忠実なパロディとなっている。2006年4月からのレギュラー放送でもコーナーは続いており、松下電器産業・ソフトバンク・楽天・ハンスグローエを紹介。
- フジテレビ系列の旅番組『晴れたらイイねッ!Let'sコミミ隊』では、「堺の車窓から」というコーナーが設けられている。堺とは、このコーナーのナレーションを担当する堺正幸アナウンサーの事である。
- 2005年10月にスタートした東海ラジオ放送の『ミッドナイト東海21』（金曜日深夜（土曜日未明）0時～3時）には「東海の車窓から」というコーナーがあるが、これは毎週中京地方にある一つの市町村をテーマにして、その市町村の情報を伝えるものであるため、鉄道とはあまり関係がない。
- 日本テレビ系で放送されていた『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』では、福澤朗アナウンサーが地下鉄丸ノ内線などを紹介し、地下鉄の真っ暗なトンネルの中を放送するものもあった。
- 『ダウンタウンのごっつええ感じ』では「ごっつの車窓から」という企画が放送された。これはダウンタウンの2人が京成スカイライナーに乗り、他のレギュラー陣が電車に乗るダウンタウンを笑わせようと電車から見える景色の中でギャグをやるというものである。
- 日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の2006年2月15日放送分から、新コーナーとして「東京都・路線バスの旅～都内の車窓から～」がスタートした。これは番組スタッフが東京23区内を走る路線バス（都営・私鉄問わず）に乗り込み、車窓から見えた不思議なものの正体について検証するというもの。この新コーナーを紹介した15秒スポット、更にコーナーのオープニングでは「世界の車窓から」のテーマ曲が流れた。但しナレーターは番組ナレーションと同じ真地勇志である。
- 『ニュースステーション』で一度、国勢選挙における各候補者の遊説の模様を「せいかい（政界）の車窓から」と題して放送するコーナーが設けらていた。これもコーナーのオープニング・エンディングに「世界の車窓から」のテーマ曲が用いられ、ナレーターもオリジナルと同様、石丸謙二郎であった。
