ユルゲン・クルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

**ユルゲン・クルト**
基本情報
[[画像:\|200px]]
本名	ユルゲン・クルト
あだ名	北欧の用心棒、ザ・ラスト・ヴァイキング
階級	スーパーヘビー級（WMC）
国籍	スウェーデン
誕生日	1974年 5月8日
出身地	スウェーデン、ストックホルム
命日
死地
スタイル	ムエタイ
プロキックボクシング戦績
総試合数	82
勝ち	67
KO勝ち	30
敗け	13
引き分け	2
無効試合

ユルゲン・クルト（Jorgen Kruth,Jörgen Kruth、1974年 5月8日 - ）はスウェーデン出身のキックボクサー。身長189cm、体重104.0kg。ニックネームは北欧の用心棒。ヴァレンテュナボクシングキャンプ所属。体にびっしりと施されたタトゥーが印象的。地味なイメージが強いが、どの技も的確に放てるテクニシャンである。普段は寡黙なファイターで、自身の好きな言葉もあまり多くを語らず、できることを行動で示せという、いかにも彼らしい言葉が気に入っているようだ。秘めたるポテンシャルはファンや関係者を期待させるものがある。しかし、それ以降はあまり結果が出せておらず、比較的日本人ファイターと同じような路線を走っている感は否めない。

[編集] 来歴

10歳の時に柔道と柔術を習い始め、12歳の時にテコンドーを始めた。その後、13歳の時にムエタイを始め、1988年に14歳にしてムエタイ一本に絞る。同年にはムエタイの初試合を行う。1993年にはアマチュアボクシングで3試合経験し、サバットも2試合行った。K-1の本戦に初登場したのは2000年の福岡大会。結果は準々決勝でマイク・ベルナルドに1RKO負け。だが2001年 3月17日には実力者ステファン・レコをKOで下し、その他世界地区予選でも頭角を現し始める。

[編集] 戦績

プロキックボクシング（K-1等）: 82戦 67勝 30KO 13敗 2分
プロボクシング:1戦 1勝

戦目	日付	勝敗	時間	内容	対戦相手	国籍	備考
81	2005年2月19日	勝	5R	判定3-0	セルゲイ・グール	ベラルーシ	WMC世界スーパーヘビー級王座防衛
82	2006年5月20日	勝	3R	判定3-0	フランソワ・ボタ	南アフリカ	K-1 Scandinavia Grand Prix 2006 in Stockholm

[編集] 主な獲得タイトル

アマチュア
- 北欧ムエタイ王座（1994年）
- IAMTF世界ムエタイ選手権大会81kg級準優勝（1995年）
- IAMTF世界ムエタイ選手権大会81kg級優勝（1996年）
- IAMTF世界ムエタイ選手権大会81kg級優勝（1997年）
- WKAキックボクシング世界アマチュア王座（1997年）
プロフェッショナル
- WKAムエタイ世界クルーザー級王座（1998年）
- WMC世界スーパーヘビー級王座（2004年）
- K-1 GRAND PRIX 2000 クロアチア予選優勝
- K-1 GRAND PRIX 2001 オランダ予選準優勝
- K-1 GRAND PRIX 2003 オランダ予選優勝
- K-1 GRAND PRIX 2004 イタリア予選優勝