メルセデス・ベンツ Cクラス

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C180　KOMPRESSOR ステーションワゴン

メルセデス・ベンツ Cクラス(英語名:Mercedes-Benz C-Class、ドイツ語名:Mercedes-Benz C-Klasse)は、ドイツの自動車メーカーダイムラー・クライスラー社がメルセデス・ベンツブランドで展開する乗用車の車種である。

2001年から発売されている現行Cクラスには、セダン(W203)の他、クーペ、ステーションワゴン(S203)がある。寸法は同社"Bクラス"と"Eクラス"の間に位置し、派生車種としてスポーティクーペのCLKクラスが存在する。

もともとコンパクトクラスとして、Eクラスよりも購入に対する敷居を下げた量販モデルとして計画・販売されていることもあり、1990年代のバブル期には小ベンツなどと比喩されることもあったが現在ではそうした指摘は少ない。
メルセデス・ベンツの2006年上期の販売台数クラス別ランキングでは、3位となっている。
※わずかな差で1位Eクラス、2位Sクラスとなっている。

[編集] 特徴

コンセプト:旧型(W202)のコンセプトとことなり、親しみやすさを含むようになっている。
価格帯:約400万円から900万円までが日本で発売されている。ドイツ本国では、C350などの高額版が存在するが、日本市場でのEクラスとの差別化、プランティングコントロールにより、ある程度の価格帯のものしか正規輸入されていない。
内装:日本国内では、エレガンス(茶系の内装)およびアバンギャルド(黒系の内装で革張り)が存在する。
外装:標準的な仕様のほか、AMGデザインが存在する。
発注から納車までの期間:他の輸入車と同様、国内にある装備・仕様であれば、購入から概ね2～3週間での納車が可能である。なお、求める仕様・装備の車がない場合は、概ね3ヶ月程度の期間を要する。
W203型からクーペモデルの「C-CLASS SPORTS COUPE」が導入された。このモデルはBMW・3シリーズコンパクトに対抗する為に導入された。

[編集] チューニング

車両を丸ごとチューニングする改造メーカーとして、ブラバス、ロリンザーなどがあり、通常のメルセデスを上回るステータス性を望む裕福層向けに販売されている。車両を部分的に改造する場合もあるが、国内販売されている新車に改造を加えた場合、テレビキャンセラー（走行中にテレビ画像が映る装置）などの設置でも、メルセデス・ケアと呼ばれる3年間の故障無料保証の権利が消失するため、積極的に行っているオーナーは非常に少ない。

[編集] 発売履歴

2001年セダン発売

[編集] 発売中のモデル(W203、S203)

2003 C270 CDi (英国仕様)

2001-2005 C240 (米国仕様)

C-CLASS SPORTS COUPE

下記のそれぞれに、セダンとステーションワゴンがラインナップされている。

C 180 KOMPRESSOR AVANTGARDE - 1.8リッターの直列4気筒 DOHC スーパーチャージャーエンジンを搭載し、143馬力を発生する。駆動方式はFR。
C 200 KOMPRESSOR - 1.8リッターの直列4気筒 DOHC スーパーチャージャーエンジンを搭載し、163馬力を発生する。駆動方式はFR。C180とはエンジンの型式が異なる。
C 230 AVANTGARDE - 2.5リッターのV6気筒 DOHCエンジンを搭載し、204馬力を発生する。駆動方式はFR。
C 280 AVANTGARDE- 3.0リッターのV6気筒 DOHCエンジンを搭載し、231馬力を発生する。駆動方式はFR。
C 280 4MATIC AVANTGARDE- 3.0リッターのV6気筒 DOHCエンジンを搭載し、231馬力を発生する。駆動方式は4WD。なお4MATICは右ハンドルの設定がないため、イギリスやオーストラリアでは販売されていない。
C 55 AMG - 5.5リッターのV8気筒 SOHCエンジンを搭載し、367馬力を発生する。駆動方式はFR。

クーペモデルのラインナップは以下の通り。

C 180 KOMPRESSOR SPORTS COUPE - 1.8リッターの直列4気筒 DOHC スーパーチャージャーエンジンを搭載し、143馬力を発生する。駆動方式はFR。
C 200 KOMPRESSOR SPORTS COUPE EVOLUTION - 1.8リッターの直列4気筒 DOHC スーパーチャージャーエンジンを搭載し、163馬力を発生する。駆動方式はFR。専用デザインの7スポークホイール、ワイドタイヤを標準装備する。