マーク・ティシェイラ

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マーク・ティシェイラ（Mark Teixeira, 1980年4月11日 - ）はメジャーリーグ、テキサス・レンジャースの選手。身長190cm、体重99kgの右投両打の一塁手。出身地はアメリカ合衆国のメリーランド州。名門のジョージア工科大学出身の選手。

[編集] 選手として

高校時代から打撃三部門で州の高校生記録を塗り替える超高校生選手として注目を浴び、卒業と同時にボストン・レッドソックスからドラフト9巡目指名され、契約金150万ドルの好条件を出される。しかしスコット・ボラスを代理人にしていたティシェイラは1巡目指名を求め、ジョージア工科大学に進学。3年次までに140試合で打率.409、36本塁打、165打点の大活躍でレンジャーズから念願のドラフト1位指名（全米5位）を受け大学を中退、契約金450万ドル、年俸も合わせて950万ドルという超大型契約で入団した。

メジャーデビューは2003年。学生時代に守っていた三塁手として、メジャーで起用されるも不安定な守備（守備率は.811。）の為、すぐさま一塁へコンバートされた。しかし、打撃面では才の非凡を見せつけ、146試合で26本塁打を放つ活躍を見せた。しかし、惜しくも新人王はカンザスシティ・ロイヤルズのアンヘル・ベローアに持って行かれている。

メジャー2年目の2004年に期待されていた才能が開花。開幕からしばらくの間、外腹斜筋を痛め、満足なバッティングが出来ない状態だったのだが、シーズン中盤にエンジンが掛かり始め、気が付いてみると38本塁打、112打点の成績を残していた。そのため、メジャー2年目でシルバースラッガー賞に輝いている。またアルフォンソ・ソリアーノ、マイケル・ヤング、ハンク・ブレイロックらと打撃面でメジャー最強内野陣を形成。4人の平均が打率.287、30本塁打、103打点という猛打で、4年連続最下位だったチームを首位と5ゲーム差にまで押し上げた。

2005年のシーズンはベストイヤー。162試合にフル出場したばかりでなく、打撃面で打率.301、本塁打43（アメリカン・リーグ4位）、打点144（同2位）という素晴らしい成績を残し、2度目のシルバースラッガー賞を獲得。また、メジャー入り後2年間、ザルと言われていた守備面でも努力を重ね、ゴールドグラブ賞に輝いた。

両打席ともにパワフルなスイングだが、本拠地の関係もあり本塁打のほとんどは左打席から。2005年は43本中30本をホームで放った。天性の長打力は打撃コーチから稲妻に例えられるほど。

[編集] 珍しい姓

Teixeiraという姓はポルトガル系で、アメリカではそう多く見られない。読み方は色々あるが、スペルに従って読むとティクセイラである。しかし、実際の読み方はティシェイラ、テシェイラ、タシェアラなどが多いようである。

[編集] 年度別成績

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	四球	三振	打率	出塁率	長打率
2003	TEX	146	529	66	137	29	5	26	84	1	44	120	.259	.331	.480
2004	TEX	145	545	101	153	34	2	38	112	4	58	117	.281	.370	.560
2005	TEX	162	644	112	194	41	3	43	144	4	72	124	.301	.379	.575
2006	TEX	162	628	99	177	45	1	33	110	2	89	128	.282	.371	.514
Total	'	615	2346	378	661	149	11	140	450	11	273	489	.282	.364	.534

2006 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表

1 マイケル・ヤング | 2 デレク・ジーター | 3 ケン・グリフィー・ジュニア | 5 マット・ホリデー | 6 ヴァーノン・ウェルズ | 7 ジェフ・フランコーア | 8 マイケル・バレット | 10 チッパー・ジョーンズ | 13 アレックス・ロドリゲス | 18 ジョニー・デイモン | 19 アル・ライター | 20 ヒューストン・ストリート | 21 ランディ・ウィン | 22 ロジャー・クレメンス | 23 マーク・ティシェイラ | 24 ブライアン・シュナイダー | 25 デレク・リー | 26 チェイス・アトリー | 32 チャド・コルデロ | 33 ジェイソン・ヴァリテック | 35 ドントレル・ウィリス | 36 ジョー・ネイサン | 38 ゲーリー・マジュースキー | 39 ダン・ウィーラー |40 ブライアン・フエンテス | 45 ジェイク・ピービー | 50 マイク・ティムリン | 54 ブラッド・リッジ | 59 トッド・ジョーンズ | 61 スコット・シールズ | 監督 バック・マルティネス | 項  |