ボスパックン
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ボスパックンは、マリオシリーズに登場するキャラクター。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
パックンフラワーの突然変異種。クッパより大きい体格、物を持ったり羽のように使い飛行できるまでに発達した葉、ひまわりのような花びら、ビキニパンツを思わせる水玉模様等インパクトの強い姿をしている。また、捕虫器官の人間で言う唇にあたる部分は通常のパックンフラワーと違い緑色となっている。基本的に自立歩行できるが根をはることも可能らしい。パックンフラワーと同様の奇声を上げ、あらゆるスポーツで奇抜なフォームになっているなど、今までのマリオファミリーより非常に個性の強いキャラクターとして定着している。なお、ストーリー性を持ったゲームではクッパに加担しているが、クッパ軍団の軍団員であるかどうかは未だに不明。
[編集] 登場作品における位置づけ
- スーパーマリオサンシャイン
- 初登場作品。最初に訪れるステージ『ビアンコヒルズ』の大風車の頂上に陣取り、ドロを吐いて住民を困らせていた。ボスパックンとの対戦前のムービーを見る限り、ギャグキャラ(イロモノキャラ)としての路線はすでに決まっていたようだ。植物のくせに水に弱く(ある程度の耐性はある模様)、泥を吐こうとして口をあけたところに目いっぱい放水すると、飲み込んだ水で満腹になって倒れる。そこにヒップドロップを3回当てれば倒せる。この後再戦することになるが、野外ということもあって飛行する、竜巻を起こすなど少しだけ手強くなっている。
- マリオゴルフ ファミリーツアー
- 隠しキャラとして登場。プレイヤーキャラとしてはこの作品が最初。ドンキーコング以上に奇妙な片手打ちをし、全キャラ中最高の飛距離を叩き出す。応援メッセージを見る限り、割とラフな言葉遣いをするようだ。
- マリオカート ダブルダッシュ!!
- 隠しキャラとしてキングテレサとともに参戦。当たりに非常に強いフラワードッカンを駆る。すべてのスペシャルアイテムを使用することが出来る。150ccグランプリでは優勝候補として上位争いに絡んでくることが多い。
- マリオテニスGC
- 隠しキャラとして登場。相手を後ずさりさせるパワーと非常に長いリーチを持つ反面、走るのが非常に遅く、また打った後に大きな隙が出来るといった欠点を持つ。スペシャルショットでは吐いた泥から生み出すドロドロパックンに代わりに打ってもらうという反則スレスレ(というか反則)な技を使う。
- スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール
- 隠しキャラ。ワリオグレーツに所属している。あろうことか一切野球道具を使用せず、バット代わりに葉、グローブ代わりに捕虫器官を使ってくる。
- 役満DS
- 隠し対戦相手として登場。いかにも頭が悪そうにみえる彼女だが、麻雀の腕はかなりのもの。
- スーパープリンセスピーチ
- ボスキャラクターとして登場。
- マリオ&ルイージRPG2
- ボスキャラクターとして過去の世界に登場するが泥は吐かない。現代のボスパックンの泥はクッパJr.のマジックブラシと同じ効果を持つため、マジックブラシの力を借りているのかもしれない。ほかにも地面にもぐり、ジャンプを無効化してくる。
- NEWスーパーマリオブラザーズ
- ボスキャラクターとして登場。泥は吐かないが飛行能力を存分に駆使してくる。
- マリオバスケ 3on3
- デイジーガーデンでゴールの代わりをしている。起きている間はダンクを阻止してくるなど少し迷惑。なぜか二匹存在している。
[編集] その他
非常に大きな体格をしており、対戦型ゲームでは彼女が邪魔になってゲーム画面が見づらい、ということがしばしば起きる。