ヒューストン・ストリート
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ヒューストン・ストリート(Huston Lowell Street, 1983年8月2日 - )は、アメリカメジャーリーグ、オークランド・アスレチックスの投手。なおファーストネームはヒューストン(Huston)だが、都市名の「Houston」とはスペルが異なる。出身地はテキサス州。
テキサス大学在籍時は「大学史上最高のクローザー」と高く評価され、2004年ドラフト1巡目(全体40番目)でオークランド・アスレチックスの指名を受けて入団。
マイナーリーグで21試合に登板しただけで、2005年にメジャーデビュー。その年の後半にはクローザーを任され、5勝1敗23セーブの好成績を残す。ロビンソン・カノや井口資仁らを抑え、アメリカン・リーグの新人王を獲得した。投球前に舌を出し、左足を前にして斜め後ろにもたれかかるようなフォームが特徴。
かなりのインテリでもあり、ものを書くのが好きな好青年である。2005年はルーキーながらスポーツ専門局ESPNに『大リーグ日記』を寄稿、好評を博した。
2006年ワールド・ベースボール・クラシックのアメリカ代表にも選ばれた。
[編集] 年度別成績
年度 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 防御率 | 試合 | 先発 | セーブ | イニング | 被安打 | 失点 | 自責点 | 被本塁打 | 四球 | 奪三振 |
2005 | OAK | 5 | 1 | 1.72 | 67 | 0 | 23 | 78.1 | 53 | 17 | 15 | 3 | 26 | 72 |
2006 | OAK | 4 | 4 | 3.31 | 69 | 0 | 37 | 70.2 | 64 | 28 | 26 | 4 | 13 | 67 |
Total | OAK | 9 | 5 | 2.48 | 136 | 0 | 60 | 149.0 | 117 | 45 | 41 | 7 | 39 | 139 |
[編集] 外部リンク
2006 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表 |
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1 マイケル・ヤング | 2 デレク・ジーター | 3 ケン・グリフィー・ジュニア | 5 マット・ホリデー | 6 ヴァーノン・ウェルズ | 7 ジェフ・フランコーア | 8 マイケル・バレット | 10 チッパー・ジョーンズ | 13 アレックス・ロドリゲス | 18 ジョニー・デイモン | 19 アル・ライター | 20 ヒューストン・ストリート | 21 ランディ・ウィン | 22 ロジャー・クレメンス | 23 マーク・ティシェイラ | 24 ブライアン・シュナイダー | 25 デレク・リー | 26 チェイス・アトリー | 32 チャド・コルデロ | 33 ジェイソン・ヴァリテック | 35 ドントレル・ウィリス | 36 ジョー・ネイサン | 38 ゲーリー・マジュースキー | 39 ダン・ウィーラー |40 ブライアン・フエンテス | 45 ジェイク・ピービー | 50 マイク・ティムリン | 54 ブラッド・リッジ | 59 トッド・ジョーンズ | 61 スコット・シールズ |
監督 バック・マルティネス | 項 | |