スーパードラゴン (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

スーパードラゴンとは、JR東日本が一ノ関駅～盛駅間を大船渡線経由で運行する快速列車の愛称。

目次 1 運転概要 1.1 運行本数 1.2 停車駅 1.3 使用車両 2 大船渡線速達列車沿革

[編集] 運転概要

[編集] 運行本数

1日2往復運行される。

[編集] 停車駅

一ノ関駅 - （陸中門崎駅） - （陸中松川駅） - 猊鼻渓駅 - 摺沢駅 - 千厩駅 - （折壁駅） - 気仙沼駅 - ＜各駅停車＞ - 盛駅

• （括弧書きは一部列車が停車）

[編集] 使用車両

• キハ100系2~3両編成

全車自由席、全車禁煙車

[編集] 大船渡線速達列車沿革

• 1960年 - 仙台駅～盛駅間を運行する準急列車として「むろね」運行開始。
  • なお、仙台駅～一ノ関駅間は「くりこま」と併結運転。
• 1963年 - 「むろね」2往復に増強。また、盛岡駅～盛駅間を東北本線・大船渡線経由で運行する準急列車「さかり」運行開始。但し、「さかり」の盛岡駅行は大船渡線内普通列車として運行される。
• 1966年 - 「むろね」・「さかり」急行列車に格上げ。
• 1968年 - 「さかり」、青森駅発着となる。
• 1970年 - 「むろね」1往復増発。3往復に増強。
• 1972年 - 以下の様に運行形態を変更。

  「むろね」1往復を一ノ関駅発着とし、「からくわ」の愛称を与える。「むろね」2往復に減。

  「さかり」、盛岡駅発着とし、大船渡線内を「むろね」と併結運転を行う。

• 1982年 - 東北新幹線開業に伴い、以下のように運転体系の見直し。

  「からくわ」・「さかり」を廃止。

  「むろね」を快速列車に格下げ。

• 1988年 - 「むろね」下り列車のみ三陸鉄道南リアス線釜石駅まで乗り入れ。
• 1993年 - 名称を「スーパードラゴン」に変更。
• 1997年 - 「スーパードラゴン」南リアス線釜石駅乗り入れを中止。現行の運行形態になる。