サンピアザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

サンピアザは

北海道札幌市厚別区にある複合商業施設である。(後述)
大阪市都島区京橋にある商業ビルである。

[編集] 概要

サンピアザは1977年6月に新札幌副都心の核施設としてオープン。札幌副都心開発公社が運営する。

地上5階地下1階構造の建物の中には各種専門店、銀行、屋内遊園地、水族館、多目的ホール「サンピアザ劇場」（元映画館）、パチンコ店、診療所、文化教室等が入居しており、屋上部分は駐車場となっている。札幌副都心開発公社も4階に本社オフィスを構える。

建物の中央部は地上1階から5階までの吹き抜けとなっている広い場所があり、ガラス面の天井によって採光されていることから「光の広場」と呼ばれている。ダイエー新札幌店及びカテプリとも外観上一体の建物となっており、各施設から行き来できるようになっている。JR新札幌駅とも直結しておりアクセスは良い。

近年は近隣へ進出した大型ショッピングセンターや、札幌駅前の商業施設との競争が激しく、閉店時間の延長などで対抗しているが、客数は減少傾向にある。そんな中2006年は地元プロ野球チームである北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝を果たした翌日から、ダイエーが入居している配慮からかライバルチームである福岡ソフトバンクホークスの応援セールを展開し地元客との温度差を見せた。なお、サッカーJリーグコンサドーレ札幌のスポンサーである。

かつてはタンポポをモチーフとしたシンボルマークだったが、現在は「Sunpiazza」のアルファベットロゴをシンボルマークとして用いている。