ケッキング

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ケッキング
全国ヤルキモノ - ケッキング (#289) - ツチニン
ホウエンヤルキモノ - ケッキング (#038) - ケーシィ
全般
英語名	Slaking
進化体系	2進化ポケモン
進化前	ヤルキモノ
進化後	なし
世代	第3世代
ポケモン学
分類	ものぐさポケモン
タイプ	ノーマル
高さ	2.0 m
重さ	130.5 kg
特性	なまけ

ケッキングは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター（モンスター）のうちの一種である。

[編集] 特徴

森林に生息するゴリラのようなポケモン。やる気に満ち溢れていたヤルキモノ時代とは打って変わって、ナマケロ時代の無気力に戻っている。顔と胸、腹、手のひら状になっている両手足には毛が存在せず、頭部の毛は白、その他の毛は茶色である。基本的にほとんど動かず、一日中横になって生活する。しかしながらその間に体力を蓄えているらしく、いざという時には圧倒的なパワーを発揮する。

[編集] ゲームでのケッキング

デオキシスの攻撃形態やラムパルドを除けば全ポケモン中最強の攻撃力を誇る一方、２ターンに一度しか攻撃できない「なまけ」というとくせいを持つ。当然他のモンスターの様な使い方はできず、高威力ながら使用した次のターンに行動できなくなるわざ「はかいこうせん」を、攻撃力を１．５倍にする代わり同一の攻撃しか出来なくなる道具「こだわりハチマキ」と併用し一撃必殺を狙うのがセオリー。また、ダブルバトルではモンスターのとくせいを交換するわざ「スキルスワップ」を味方モンスターがケッキングに対し使用し、毎ターン攻撃するという手段も存在する。

ダイヤモンド・パールでは技ごとに物理系と特殊系に分かれそれまで頼っていた「はかいこうせん」や「シャドーボール」などが特殊系になったことで、威力が低下してしまうなど若干パワーダウンが見られるが、圧倒的な攻撃力は健在であり、「はかいこうせん」に関しては分類が物理技でタイプ、威力、命中率、PPが「はかいこうせん」と全く同じ新技｢ギガインパクト｣で、「シャドーボール」も威力は10落ちるが新技「シャドークロー」で代用可能。

シナリオ中では、ルビー・サファイア・エメラルドの第五のジムリーダーにして主人公の父親であるセンリが使用する。

[編集] アニメでのケッキング

ゲーム同様、トウカジムでセンリのポケモンとして登場。「きあいパンチ」でロケット団を一撃でふっ飛ばし、公式戦ではその圧倒的な破壊力でサトシのジュプトルを苦しめるが、とくせい「しんりょく」で草タイプ攻撃の威力を上げたジュプトルに倒された。

また、ロケット団が本物に似せて作った巨大ケッキングで、後にサトシの仲間となるエイパムを始め山のポケモン達を恐怖に至らしめ、きのみを持ってこさせようとした事件があるが、サトシ達がその山に着た時にピカチュウを奪おうとして、ハルカを人質に崖によじ登ったところをサトシのオオスバメの「つばめがえし」で崖から突き落とされ、さらにヌマクローとワカシャモの攻撃で、実はメカであったことがバレて、それまで怯えさせていた山のポケモンたちによって攻撃され、行動不能になった。ロケット団の作戦は付近の村や山にあるきのみを巨大メカケッキングの中に溜め込み、それでポロックを大量に作ってセキエイ高原で大儲けしようとするものだったが結局失敗に終わった。なおハルカを掴んで崖によじ登るシーンは映画キングコングが元ネタとなっている。