オーウェン・ハーグリーブス

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オーウェン・ハーグリーブス（Owen Lee Hargreaves、1981年 1月20日 - ）は、カナダ、カルガリー出身のイングランド代表、ドイツ・ブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘン所属のサッカー選手。ポジションはMF。ボランチ、あるいは右サイドでプレーする。

巧みなボール扱いが特徴で、さらには無尽蔵のスタミナとスピードを生かしピッチを駆け回り、ボランチとしては高い守備力をみせ、右サイドでは前線へベッカムにも劣らぬクロスを供給し、サイドバックもそつなくこなしてしまう才能豊かなユーティリティープレイヤー。

イングランド人の父親とウェールズの母親の元、カナダにて生まれる。カナダのクラブチームでのプレーを経て、1997年にバイエルン・ミュンヘンに入団。当時の監督オットマー・ヒッツフェルトに重用されレギュラーを獲得し、ヒッツフェルト退団後もバイエルンに欠かせない戦力として活躍中である。00/01シーズン、ＣＬ準決勝第２戦でエッフェンベルグの代わりとして出場し、一躍注目を浴びる。

彼の才能を巡ってはドイツ、カナダ、ウェールズ、イングランドが激しい争奪戦を繰り広げたが、本人は結局サッカーの「母国」イングランド代表を選択した。イングランド代表デビューは２００１年８月１５日のオランダ戦。その後イングランド代表にはコンスタントに招集され、2002年W杯、EURO2004、2006 FIFAワールドカップにも出場を果たしている。

また、バイエルンミュンヘンのホームスタジアム、アリアンツアレーナでの初得点を記録した。