エンセン井上

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エンセン・正二・井上（えんせん・しょうじ・いのうえ、Enson Shouji Inoue、1967年 4月15日 - ）はアメリカ合衆国ハワイ州出身の総合格闘家、プロレスラー。180cm 95kg。日系人。

キャッチフレーズは「大和魂」。

[編集] 経歴

修斗ヘビー級で活躍。ランディ・クートゥアに一本勝ちを収めたこともある。この試合後に「皆さん！私負けるって言った人、くたばれ！」とマイクアピールしたことは有名。

その後PRIDEにも参戦。負けん気の強さと特攻ファイトで人気を得るが、相手の土俵で試合をしようとするためなかなか勝ち星に恵まれない事で有名。イゴール・ボブチャンチン戦で鼓膜など耳内を損傷する大怪我を負う。その後遺症もあって引退を決意（「心が折れたため」「イラク戦争で米兵に志願するため」という理由もある）。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと引退マッチを行って三角締めで失神し負ける。

プロレスラーとしての活躍は2003年頃からの新日本プロレスへの参戦がスタートである。新日本本体側として、魔界倶楽部と抗争した。新日本離脱後は、リキプロ、ビッグマウス・ラウドへ参戦している。

2006年8月15日には、自身がプロデューサーを務める総合格闘技興業「『心』Kill or be Killed」を開催（後楽園ホール）。元UWFインターの金原弘光やK-1ファイターのジャダンバ・ナラントンガラグなどが参戦した。

[編集] 人物

兄も総合格闘家のイーゲン井上。
女子レスリング選手の山本美憂はエンセンの元妻。2000年に結婚、2004年に離婚している。
山本美憂の弟、山本徳郁（KID）とも親しく、KIDに総合格闘技の指導をしたのはエンセンである。
1999年3月に記者に対し傷害事件を起こし、2002年に有罪判決を受けた（懲役6ヶ月。執行猶予2年）。2002年には元所属会社社長を恐喝・暴行し、2004年に賠償命令を受けた。その後はメジャーな格闘技興行からは遠ざかり、プロレスの試合を中心に行っている。
タトゥーを多数彫っている。それ故にイラク戦争時にはアメリカ兵に志願したにも関わらず入隊を拒否されている。特に上半身に非常に多いが、ビッグマウス・ラウドではTシャツを着用して試合をしているため見ることはほとんど出来ない。
独特な日本語の話し方で有名。
2006年、総合格闘技復帰を臭わす発言をしている。