インペリアルマーチ

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インペリアルマーチ(The Imperial March)は、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初めて使用された、ジョン・ウィリアムズ作曲の映画音楽である。

テーマ曲と共にスター・ウォーズ（以下“SW”）シリーズを代表する音楽の一つであり、金管楽器を主に使用している。その名の通り、銀河帝国軍やダース・ベイダーが登場するときによく使われたため、一般的には『ダース・ベイダーのテーマ』として知られている。

この曲の旋律は、その後の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』や新三部作（エピソード1～3）などでも使用され、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』ではパルパティーン元老院最高議長（後の銀河皇帝）率いる共和国軍が、後に帝国軍へつながることの暗示として使われている。

参考：日本における本曲の著名な事例

• SW公開当時、映画の大ヒットによってこの曲も有名になり、SFマニア達の間では自然発生的に歌詞の無い本曲に適当な歌詞（例：「帝国は～とても～強い～」）を付けて口ずさむ替え歌遊びが静かに流行する。当時のSFマニア達が大挙するイベント・大阪ＳＦ大会などでは大勢で歌った事があったという。
  後にこの替え歌は1980年代後半の人気漫画・気まぐれコンセプトで紹介され、全国的に有名になったという。

• 1990年代後半、日本テレビの人気バラエティ・『進め!電波少年』において、プロデューサーである土屋敏男（Tプロデューサー）登場の際に本曲が用いられた。この番組ではTプロデューサーが番組に出演した芸人に強権を発動して非常識な無理難題を強いた事から、この曲は「悪の大ボスのテーマ」としてSWを見ていない若い世代にも広く認知された（※）。

※　当時は新三部作の公開前で若い世代ではSWを見ていない世代も多くなっていたので、この曲がSWで用いられた曲である事を知らない者も多かった模様。