アーマルド

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アーマルド
全国アノプス - アーマルド (#348) - ヒンバス
ホウエンアノプス - アーマルド (#136) - ププリン
全般
英語名	Armaldo
進化体系	1進化ポケモン
進化前	アノプス
進化後	なし
世代	第3世代
ポケモン学
分類	かっちゅうポケモン
タイプ	いわ / むし
高さ	1.5 m
重さ	68.2 kg
特性	カブトアーマー

アーマルドは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター（モンスター）のうちの一種である。

[編集] 特徴

絶滅したポケモンの一。絶滅した理由は解明されていない。進化前のアノプスが地上で暮らせるように足が生えたとされている。その体を覆う甲羅はとても頑丈とされ、全ての攻撃をはねかえす。さらに伸び縮みする２本のツメは鉄板を串刺しにするほどの威力で攻守共に抜け目のないポケモンである。もともと水中で生活していたためか、大きく成長した２枚の羽で泳ぎ、ハンティングをする。名前の由来は「armor（鎧）」＋「armed（武装した）」だと思われる。進化前のアノプスのモデルがアノマロカリスだったため、進化するとその容姿がかけ離れてしまうアーマルドに嘆く古代生物ファンも少なくないが、決して無理矢理な進化ではない。それは「エビ等の甲殻類の甲羅が、西洋の甲冑の構造に似ている」ことから推測できる。

[編集] ゲームでのアーマルド

ルビー・サファイア・エメラルドにおいてチャンピオン（ポケモントレーナー）のダイゴが使用。初プレイ時、見た目や名前からタイプが推測できず手間取るが、２週目以降はみずタイプの技であっさり倒されることが多い。ダイゴ戦ではアーマルドと対をなす化石ポケモン、ユレイドルに苦戦するということが一般的ではあるが、アーマルドは「げんしのちから」という、低確率で自らの能力を全て上昇させることができる技をもっており、不運にも連続で上昇してしまったりすると手がつけられなくなるため、アーマルドが大きな壁となったトレーナーも少なくない。

またポケモンコロシアムではシャドー幹部のミラーボがダークポケモンであるウソッキーを失った際に、代理のポケモンとしてアーマルドを使用するほか、スナッチ団ボスのヘルゴンザとの2回目の戦闘、ゲーム中で主人公の偽物を演じていたフェイクがアーマルドを繰り出してくる。

アーマルドはいわタイプとむしタイプを兼ね備える。これはタイプの弱点、耐性がうまく重なり、「こうかがばつぐん」となるタイプを減らすことができる良い例である。しかし、「こうかがいまひとつ」となるタイプもノーマルタイプとどくタイプのみ、と少なくなってしまった。

特性の「カブトアーマー」により自分の急所を隠すため、相手は技を急所に当てることが出来ない。それゆえ、運に左右されることなく安定した戦いが可能となる。ステータス面ではこうげきとぼうぎょに長け、弱点の少なさも相まって、実際の対戦ではノーマルタイプのカビゴンの受け身に立つことが多い。またとくぼうを強化することにより、ゲンガーやサンダーなどのとくしゅ攻撃を用いるポケモンを流す役割としても使用される場合がある。すばやさはアノプスの時と比べて大幅にダウンしているので特化するのはオススメできない。

ルビー・サファイア・エメラルドでは強力ないわタイプやむしタイプの技が少なく、「めざめるパワー」という技で補う必要があったが、ダイヤモンド・パールより「ストーンエッジ」や「シザークロス」などといった強力な技を覚えられるようになったため火力が増した。また「ロックブラスト」を覚えることができる。この技は連続攻撃であるために、対戦において頻繁に使われる「みがわり」を破壊しつつ相手にダメージを与えることができる。「ロックブラスト」を覚えるポケモンは数少なく貴重であるため、その使い手としてアーマルドは重宝される。

[編集] アニメでのアーマルド

『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション』第102話「ドクター・モロボシの島！化石ポケモン現る！！」においてゲストキャラとして登場。ドクターモロボシが持つ研究施設内のアノプスが進化した。

また10周年を記念して放送された長編アニメ「戦慄のミラージュポケモン」に登場。ドクターユングが生み出したポケモンの一つ。このアーマルドは本来覚えることの出来ない「シャドーボール」を使っている。

[編集] ポケモンカードでのアーマルド

ポケモンカードゲームＡＤＶ「砂漠のきせき」でキラカードとして登場。さらにパッケージのメインポケモンに抜擢された。ポケボディー「しんぴのヴェール」を持ち、お互いのサポーターを使えなくすることができる。

「アーマルド」というカードはこの1種類だけだが、他に「アーマルドex」「アーマルドδ」がある。

数あるポケモンの中でも珍しく二種類の「ex」が存在する。それぞれ月刊コロコロコミックの2003年5月号の付録、ポケモンカードゲーム「まぼろしの森」で収録されている。

ポケモンカードゲーム「ホロンの幻影」で収録された「アーマルドδ」は本来のタイプとは異なるはがねタイプを持っているほか、サポーターを使わない限り、鋼無のたった2エネルギーで70ダメージを与えられる「デルタブレード」を持っている。この技の速効性と化石ポケモン特有の展開力を組み合わせたデッキが使われていた。