アンドニ・スビサレッタ

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アンドニ・スビサレタ・ウレタ（Andoni Zubizarreta Urreta, 1961年 10月23日 - ）は、スペイン・ビトーリア出身の元同国代表サッカー選手（GK）。

アラベスユースから1980年にビルバオへ入団。1982-1983、1983-1984シーズンのリーガ連覇を果たすと、1985年 1月23日のフィンランド戦で代表デビューを果たし、スペインを代表するゴールキーパーとして君臨。1986年のメキシコW杯に出場し、ベスト8入りに貢献した。

同年、ヨハン・クライフが指揮を執るバルセロナへ移籍を果たすと、スペイン人最優秀選手に選出され、1990-1991シーズンからのリーガ4連覇を含め数々のタイトルをもたらし、バルセロナの黄金時代の一角を担った。この間、1990年のイタリアW杯や1994年のアメリカW杯に出場し、1995年には代表通算100試合出場を達成した。

1994-1995シーズンからバルセロナからバレンシアへ移籍。その後バルセロナは、スビサレッタ退団以降、ビクトル・バルデスの台頭に至るまで長くGK難に悩まされることになる。1998年のフランスW杯にも出場して4大会連続出場を果たしたが、初戦のナイジェリア戦でミスから失点を許してしまい、以後代表ゴールキーパーの座をサンティアゴ・カニサレスやイケル・カシージャスに譲ることになる。1997-1998シーズン終了後に選手生活を引退。リーガ通算622試合は歴代最多出場記録となっている。

偉大なGKであるがPKにはすこぶる弱かった印象が大きい。

現在はビルバオのクラブディレクターを務めている。