なよろ (列車)

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なよろとは、北海道旅客鉄道が旭川駅～名寄駅間を宗谷本線を経由して運行する快速列車。

目次 1 運行概況 1.1 運転経路 1.2 停車駅 1.3 使用車両 2 歴史 3 関連項目

[編集] 運行概況

[編集] 運転経路

旭川駅～名寄駅間を約1時間30分で結び、1日4往復運転されている。音威子府駅発着のものも1往復あり（名寄駅で運転士が交代となる）、それらについては名寄駅～音威子府駅間は普通列車。過去には近文駅発着のものもあったが、現行ダイヤでは存在していない。

[編集] 停車駅

( ) は一部のみ停車。[ ] は1日あたりの[下りの停車数, 上りの停車数]を表す（2004.10現在）。

旭川駅 - (旭川四条駅)[1, 1] - 永山駅 - 比布駅 - (蘭留駅)[1, 1] - (塩狩駅)[1, 1] - 和寒駅 - 剣淵駅 - 士別駅 - (多寄駅)[0, 1] - (風連駅)[2, 2] - 名寄駅

[編集] 使用車両

• キハ40系気動車
  • 運用により例外的にキハ54型気動車も使用される。

[編集] 歴史

列車名の初出は、1965年に設置された急行「なよろ」（札幌駅～名寄駅間）である。

運行形態のルーツは、1987年に設置された旭川駅～名寄駅間の4つの快速列車（後述）であるが、これらが統一され現在の「なよろ」となった。かつてはヘッドマークがついていた。

急行「なよろ」について

• 1965年　「なよろ」札幌駅～名寄駅間の急行として1日1往復設置。
• 1966年　準急「かむい」を延長する形で1往復を拡大。「なよろ」、1日2往復となる。
• 1968年　下りの1便を札幌駅発から小樽駅発に延長。
• 1970年　小樽駅発便を手稲駅発に短縮。
• 1972年　1日2往復のうち1往復を旭川駅～名寄駅間に短縮。手稲駅発便も札幌駅発に短縮される。
• 1984年　「なよろ」、廃止。

運行形態のルーツについて

• 1986年　旭川駅～名寄駅間の快速として「ピヤシリ」「えんれい」「すずいし」「てしおがわ」の4つの快速列車が新設される。

  列車名により特に停車駅が大きく異なるということでもなかった。ただし、下り「てしおがわ」と上り「えんれい」は名寄駅より名寄本線に乗り入れ、遠軽駅発着（名寄本線内は愛称名無しの普通列車）。

• 1989年5月1日　名寄本線廃止により、全列車旭川駅～名寄駅発着となる。
• 1990年　4つの列車を統合し「なよろ」とする。

[編集] 関連項目

• 日本の列車愛称一覧