Solaris Volume Manager
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Solaris Volume Manager(SVM)は、もともとビジネス基幹系(高信頼性/高可用性)の機能に弱いSUNが独自に追加した論理ボリュームマネージャ(LVM)機能。以前はSolstic Disk Suiteという名称であった。
システムディスクにおいてはSVR4のディスクパーティションの管理単位である1ディスク7パーティションの制約を越えることができず、システムディスクのパーティションを自由に設定できる他の商用UNIX管理者から、機能不足や役割不足を指摘されている。
当然、LVM配下のBoot領域からのIPL動作もできないため、Boot領域もSVMの管理対象外である。
また、LVMの基本機能の一つである「外部ストレージへのアクセスパスを複数持ち、パス障害時にアクセス経路を切り替える」マルチパス機能を持っておらず、高可用クラスターとしての運用ができないなど、非常に中途半端で使用用途が限定されたものとなっている。
そのため、SUNサーバにてクラスターを組む際には、VERITAS Volume ManagerやCluster Serverを別途購入し導入する必要がある。
※この技術情報は、SUN Japanからあるユーザへの公式な回答に基づいて書かれました。