音のない森
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音のない森 | ||
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ポルノグラフィティ の シングル | ||
リリース | 2003年8月6日 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | - | |
レーベル | SME Records | |
プロデュース | 本間昭光 | |
レビュー | ||
最高順位5位、累計売上8万枚(オリコン) |
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ポルノグラフィティ 年表 | ||
渦 (2003年) |
音のない森 (2003年) |
メリッサ (2003年) |
音のない森(おとのないもり)は、ポルノグラフィティの11thシングル。2003年8月6日にリリースされた。
目次 |
[編集] 概要
- 初回盤はミュージックビデオを収録したDVDが付属。
- 収録曲3曲を作詞・作曲した岡野昭仁自身が構成したもので、音楽の世界観を表現したもの。都内の森で撮影した。
- SME Recordsが分離・独立したことに伴い、今作品からレーベル名が「Sony Records」から「SME Records」となった。(なお、以前から「SME Records」の表記は含まれていた)
- 今作含め約4ヶ月でシングル4作を発表するリリースラッシュの皮切りとなった。
- 今作品から「シスター」までのシングル・アルバム作品でレーベルゲートCD (CCCD)仕様を採用。
- 2004年7月7日に再リリース。
- ポルノグラフィティのシングルとしては最も売上枚数が少ないため、今作を低迷期と捉えられることがある。しかし、今作において、特にプロモーションやタイアップなどはなく、公式サイトや音楽雑誌等でリリースが発表されるのみであり、また、オリコンチャートにおいては初登場で5位にランクインしている。このことから、低迷期とは断言できず、むしろ広告の力が無くとも、ポルノグラフィティ自身および楽曲が、世間からの評価をそれなりに得ていることを示せたともいえる。
[編集] 解説
- 今作は3曲を続けて聴くことで「もうひとつの音のない森」になっている。
awe
- 「音のない森」のイントロである。
- 「awe」は「オー」と発音する。
- LIVEで「音のない森」を披露するとき、「音のない森 ~awe~」としてサブタイトルに入ることがある。
音のない森
- 「ミュージック・アワー」や「アゲハ蝶」などの夏の曲と違い、ミディアムテンポで、厚みのあるギターの音が重ねてありながら静かな印象がある。
- この曲以降、昭仁の歌詞に多少の変化がみられるようになった。
- 静かな曲だが、聴いて分かるとおりギターの音がかなり厚い。そのため晴一はライブでこの曲を演奏するとき「E-bow持ったりプログラム変えたり…ものすごく大変。」だと語っている。
- 前後にインスト曲を置くのも現在この曲のみである。
sonic
- 「音のない森」のアウトロ。
[編集] セールス
- 初動売上5.1万枚。
- 累計売上7.6万枚。
- 登場回数13回。