韓国映画
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韓国映画(かんこくえいが)は、韓国国籍を持つ者または韓国の法人によって製作された映画で、ほとんどの場合、韓国人の映画スタッフと俳優で構成され、主に韓国国内の映画館等で公開される映画を指す。
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[編集] 映画祭
アジアでも有数の規模である釜山国際映画祭は、国内の映画振興にも大きな影響を及ぼしている。そのほか、韓国国内各地で中小規模の映画祭が開かれている。
[編集] 政府と映画の関係
映画製作への公的資金援助も行われている。国立の芸術家養成施設である韓国芸術総合学校の映像院や、公的機関である映画振興委員会付属の映画学校である韓国映画アカデミーなどを経てデビューする映画人も映画界を支えている。国内の映画館に、年間一定日数以上の韓国映画上映を義務づけるスクリーンクォーター制が取り入れられている。検閲は廃止されたが、映像物等級委員会により行われるレイティングは日本より厳しく、小学生も鑑賞できると判定される映画はファミリー映画など一部の作品に限られる。
[編集] 歴史
日本統治時代の映画については朝鮮映画を参照のこと。 (stub)
[編集] 作品一覧
- LIES/嘘
- カル
- 共同警備区域JSA
- シュリ
- 親切なクムジャさん
- 友へ チング
- 猟奇的な彼女
- ラスト・プレゼント
- ほえる犬は噛まない
- オールド・ボーイ
- ラブストーリー
- 武士・MUSA(韓中合作)
- シルミド
- ブラザーフッド
- 殺人の追憶
- リメンバー・ミー
- 箪笥
- 悪い男
- ロスト・メモリーズ
- ボイス
- 怪獣大決戦ヤンガリー
- TUBE
- スキャンダル
- 僕の彼女を紹介します
- イルマーレ(時超愛)
- アタック・ザ・ガス・ステーション!
- 甘い人生
- 誰にでも秘密はある
- ゴーストタクシー
- オルガミ
- 反則王
- 火山高
- クワイエット・ファミリー
- 二重スパイ
- 私の頭の中の消しゴム
- 力道山
- 王の男
[編集] 韓国映画興行成績ランキング
[編集] 韓国
(配給会社、公開年度共に韓国公開時のもの。)
作品 | 配給会社 | 公開年度 | 観客動員数 |
---|---|---|---|
王の男 | イーグルピクチャーズ シネワールド |
2006年 | 1230万人 |
ブラザーフッド | 2004年 | 1174万人 | |
グエムル 漢江の怪物 | ショーボックス | 2006年 | 1112万人 |
シルミド | 2003年 | 1108万人 | |
友へ チング | 2001年 | 818万人 | |
トンマッコルへようこそ | ショーボックス | 2005年 | 800万人 |
シュリ | 1999年 | 621万人 | |
頭師父一体2 | 2006年 | 610万人 | |
共同警備区域JSA | 2000年 | 583万人 | |
殺人の追憶 | 2003年 | 530万人 | |
家門の危機 | ショーボックス | 2005年 | 530万人 |
花嫁はギャングスター | 2001年 | 525万人 | |
家門の光栄 | 2002年 | 520万人 | |
マラソン | ショーボックス | 2005年 | 518万人 |
同い年の家庭教師 | 2003年 | 510万人 | |
大変な結婚 | 2002年 | 505万人 | |
猟奇的な彼女 | 2001年 | 488万人 |
[編集] 日本
(配給会社、公開年度共に日本公開時のもの。)
作品 | 配給会社 | 公開年度 | 興行収入 | 観客動員数 |
---|---|---|---|---|
デイジー | 東宝 | 2006年 | 視聴中 | 視聴中 |
タイフーン | 東映 | 2006年 | 視聴中 | 視聴中 |
私の頭の中の消しゴム | GAGA USEN | 2005年 | 30億円 | |
四月の雪 | UIP | 2005年 | 27.5億円 | 270万人 |
僕の彼女を紹介します | ワーナー | 2004年 | 20億円 | 137万人 |
シュリ | 松竹 | 2000年 | 18億円 | 130万人 |
ブラザーフッド | UIP | 2004年 | 15億円 | |
共同警備区域JSA | アミューズ | 2001年 | 11.6億円 | |
ボイス | ブエナビスタ | 2003年 | 10億円 | |
誰にでも秘密がある | 東芝 | 2004年 | 9億円 | |
スキャンダル | シネカノン、松竹 | 2004年 | 9億円 | |
シルミド | 東映 | 2004年 | 6億円 | 50万人 |