錐体路障害
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錐体路障害 (すいたいろしょうがい, Pyramidal tract disorder)
運動神経線維(ニューロン)の遠心性経路で延髄の錐体を通る経路のことを錐体路という。随意運動の指令を伝える。
錐体路を含めた、主に上位の運動ニューロン障害のことを示す。
運動ニューロンの経路は以下の通りである。
大脳中心前回 → 内包後脚 → 中脳大脳脚 → 延髄錐体交差 → 脊髄側索または前索 → 脊髄前角細胞 → 末梢神経 → 筋肉
前角細胞までを上位運動ニューロンという。
前角細胞以下を下位運動ニューロンという。
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[編集] 症状
- 深部腱反射の亢進
- 病的反射の出現
- 痙性麻痺(筋緊張亢進)
- 足クローヌスの出現
[編集] 疾患
[編集] 関連項目
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