超高層マンション
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超高層マンション(ちょうこうそうマンション)は、一般に階数が20階を超える住居用建築物である。タワーマンションとも言う。1976年、住友不動産がさいたま市中央区(当時の与野市)に建設した「与野ハウス」がその第一号といわれる。近年では、住宅の高層化が進み、千葉県浦安市、埼玉県川口市などの大都市近郊地域や、都心回帰により大都市中心部にも数多く建設されている。
[編集] 日本の超高層マンション
第二次世界大戦後の日本では持ち家に住むことへのこだわりが強く、災害の面からも高層居住への不安が強かったため、高層マンションはなかなか受け入れられない傾向にあったが、近年、都心回帰の需要に応えるため、日本において(超)高層マンションが数多く建設されている。現在日本で最も高い超高層マンションは、大阪府大阪市港区弁天町に2006年8月竣工されたクロスタワー大阪ベイ(設計:昭和設計)であり、高さ200.4mで54階建てとなっている。
以上は分譲マンションについてであるが、賃貸マンションでは東京都港区海岸の汐留再開発地区内にある2004年竣工のアクティ汐留(3階から44階まで)+ラ・トゥール汐留(46階から56階まで)が、高さ190mで地上56階建てを持ち日本一の高さを誇る。設計は都市基盤整備公団(現:都市再生機構)と東畑建築事務所。
2006年9月時点での全国にある超高層マンションの高い順番は下記の通り。
- クロスタワー大阪ベイ 大阪府大阪市港区弁天町 200.4m 54階
- アクティ汐留 東京都港区 190.25m 56階
- エルザタワー55 埼玉県川口市 185.8m 55階
- センチュリーパークタワー 東京都中央区 180m 54階
- Wコンフォートタワーズ 東京都江東区 178.48m 54階
- シティタワー大阪 大阪市中央区 170m 51階
- オークプリオタワーレジデンス 大阪市港区 167.4m 50階
- アーバンビューグランドタワー 広島市中区 166m 43階
- 晴海アイランドトリトンスクエア ビュータワー 東京都中央区 165m 50階
- 東京ツインパークス 東京都港区 165m 47階
- ザ・シーン城北 名古屋市北区 160m 45階
今後、50階を超える超高層マンションが次々と竣工される予定
- パークシティ武蔵小杉 川崎市中原区 203m 59階 2008年12月完成予定
- The Tokyo Towers 東京都中央区 192m 58階 2008年1月完成予定
- パークシティ豊洲 東京都江東区 179m 52階 2008年3月完成予定
- The Tower Osaka 大阪府大阪市福島区 177m 50階 2008年6月完成予定
- シティタワー西梅田 大阪府大阪市福島区 177m 50階 2006年12月完成予定
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