茶節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
茶節(ちゃぶし)とは、鹿児島県指宿市一帯を中心とした薩摩半島南部の郷土料理である。
作り方は鰹節と味噌、それに好みでネギ、ショウガ、卵などをお椀の中に混ぜいれ、熱い緑茶または熱湯を注ぐだけというシンプルな料理である(なお、鰹節は削りたてのものを使うと風味が良い)。鰹節は出汁であると共に具でもあるため汁を飲みながら中の削り節を食べることも多い。
インスタント食品並みに簡便で、かつ体を温めることから朝食などのときはもちろん、毎年1月の第二日曜日に催される「いぶすき菜の花マラソン」などのイベントなどでも出されることがある。