茂木康子
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茂木 康子(もぎ やすこ、1969年1月27日 - )は、日本の女子柔術家、女子総合格闘家。身長166cm、体重51kg。血液型はA型。東京都練馬区出身。ストライプル所属。
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[編集] 経歴
1998年からブラジリアン柔術を始め、これまでに全日本BJJやカンペオナートなど主要大会で優勝を収め、ムンジアルやパンアメリカンなど、海外の主要大会にも出場。2002年にはプロデビュー。現在紫帯。服部恵子と共に日本の女子柔術を牽引してきた「女子柔術界のパイオニア」。
長い手足を活かした引き込み技を得意とし、「ピンクスパイダー」の異名を取る。選手活動の傍ら、ストライプルで女性専門の柔術クラスを開講するなど、後進の育成にも熱心である。
2005年からは総合格闘技にも進出。4月29日にはアイドル深谷愛相手にデビュー戦を行い一本勝ち。3戦目となった11月29日のスマックガール・後楽園ホール大会ではトップファイターの渡辺久江と対戦。「36歳のチャンピオンロード」と銘打たれたこの試合だったが、渡辺の猛攻の前に3度のダウンでKO負け、総合初黒星を喫した。2006年に入ってからは4月22日のスマックガール大阪大会で新人の長嶺妙子に判定負け、6月4日のプロ柔術でもみくに一本負けを喫するなど苦戦続き。9月24日の全日本アマチュア修斗選手権大会では女子フライ級決勝で富松恵美に判定勝ちし面目を保ったものの、10月29日のブラジリアン柔術アジア大会では女子紫帯プルーマ級決勝で再びMIKUの軍門に下り、さらに12月17日のアマチュアブラジリアン柔術オープントーナメントでは、アジア大会で勝利した渋谷美雪と再戦し雪辱を許した。
[編集] 入場テーマ曲
- The Void(BRAHMAN)アルバム「The Middle Way」に収録