空手バカボン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
空手バカボンは大槻ケンヂ、内田雄一郎、ケラによる音楽ユニット。1983年結成。現在も解散はしておらず、断続的に活動を続けている。自称「最後のテクノバンド」。
目次 |
[編集] 概要
大槻・ケラがボーカル、内田がキーボード(父親が所有していたエレクトーン)&ギターを担当。「屋根の上の猫とボク」「KEEP CHEEP TRICK」では粗大ゴミの日に捨てられていたチューニングの狂ったバイオリンも内田によって演奏されている。 YMOなどの当時流行したテクノポップをチープなメロディに乗せて大槻とケラが即興的に歌うのが特徴。
代表曲は「来るべき世界」(YMOの「ライディーン」に歌詞をつけた替え歌)、「労働者M」、「日本の米」、「私はみまちゃん」、「から笑ふ孤島の鬼」など。 「労働者M」「日本の米」「から笑ふ孤島の鬼」は大槻・内田の筋肉少女帯、「私はみまちゃん」は大槻ソロでカバーされている。
また、ケラも「労働者M」をタイトルに引用した舞台を上演している。
近年は大槻と内田の関係が疎遠だったこともあり長い間活動は無かったが、2006年2月26日、ケラ&ザ・シンセサイザーズのライブで久々の復活を遂げた。
[編集] 作品
- バカボンのススメ (NG-002) ナゴムレコード
- ソノシート。1983年09月発売
- 孤島の檻 (NG-016) ナゴムレコード
- 8インチEP。1985年09月発売
- バカボンの頭脳改革 -残酷お子供地獄- (NG-047) ナゴムレコード
- LP。1988年2月発売
- ベスト (NG-069) ナゴムカンパニー
- 12cmCD。前出の三枚とナゴムオムニバス『はじまり』の参加曲をまとめたもの。1990年02月25日発売
- 空手バカボン ナゴムコレクション (DDCH-2503~4) ナゴムレコード
- 12cmCD。『ベスト』の収録曲から権利関係の問題により「来るべき世界」「バカボンと戦慄part1」「バカボンと戦慄part2」を外し、『ベスト』に未収録のコントと当時のライブ音源を収録した2枚組ベスト盤。
- 2枚目ディスクのラストには悪あがきとも言うべき隠しトラック(来るべき世界のワンフレーズ)が収録。2005年8月24日発売
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 空手チョップをもう一度(ファンサイト)