生神女就寝祭
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生神女就寝祭(しょうしんじょしゅうしんさい)はイエス・キリストの母、生神女マリヤが亡くなったことを記念する祭日で、東方正教会の十二大祭の一つ。毎年ユリウス暦8月15日(現在のところグレゴリオ暦8月28日に相当)に祝う。就寝はギリシア語 koimesis の訳語。英語では Dormiton という。
ローマ・カトリック教会の聖母被昇天の大祝日に相当する。こちらは毎年8月15日に祝う。
おそらくエルサレムで祝われるようになったのが始まりである。4世紀の文献には見えず、西方では最初1月に祝われたと文献に残る。6世紀初めから7世紀にかけて、8月15日に定着した。