玉川地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉川地域のデータ | |
面積 | 15.820km² |
人口 | 201,434人 (平成18年11月1日現在) |
世田谷区役所玉川総合支所 | |
所在地 | 〒158-0082 東京都世田谷区等々力三丁目4番1号 |
電話番号 | 03-3702-1131 |
外部リンク | 世田谷区役所 |
玉川地域(たまがわちいき)は、東京都にある世田谷区の定める5地域の一つ。 世田谷区の南部に位置し、南端に多摩川が流れ、対岸は神奈川県川崎市である。 二子玉川地区や自由が丘駅周辺に商業地区があるほかは、東急田園都市線、東急大井町線沿線を中心に閑静な住宅街を形成する地域である。
幹線道路から街区ひとつ入ると閑静な住宅地が広がる。なかでも、深沢、玉川田園調布、尾山台、等々力、玉川等、比較的高級感ある住宅が集まる。
国分寺崖線には等々力渓谷があり、緑多い良好な環境が好まれている。
目次 |
[編集] 歴史
江戸期には、この地域に用賀村、瀬田村、上野毛村、下野毛村、等々力村、奥沢村、尾山村、野良田村の8ヶ村が存在した。現在の神奈川県川崎市高津区・中原区の一部もこれに含まれる。
1889年(明治22年)、市町村制の施行により、これらが合併し、玉川村が成立した。旧8ヶ村は、玉川村の大字となる。玉川の名は、各村の関係する多摩川の別名からとられた。 (野良田は、玉川中町(現・中町)。下野毛は、現・野毛及び川崎市高津区下野毛の一帯である)
1932年(昭和7年)東京市の市域拡張により、玉川村は、周辺の駒沢町、世田ヶ谷町、松沢村と合併、東京府東京市世田谷区が成立する。
1991(平成3)年、『地域行政制度』の発足で世田谷区内に5地域(政令指定都市でいう「行政区」のような位置づけ)が定められ、旧玉川村の地域は「玉川地域」となり、玉川総合支所管内となる。
[編集] 地理
[編集] 川
[編集] 公共機関など
- 世田谷区役所玉川総合支所
- 用賀出張所
- 用賀出張所二子玉川分室
- 等々力出張所
- 奥沢まちづくり出張所
- 九品仏まちづくり出張所
- 上野毛まちづくり出張所
- 深沢まちづくり出張所
- 児童館(等々力,玉川台,深沢,森の,上用賀,新町)
- 図書館(奥沢,尾山台,玉川台,深沢,野毛まちかど図書室)
- 玉川警察署
- 玉川消防署
- 玉川郵便局
- 玉川税務署
- ネパール大使館
[編集] 経済
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 教育
[編集] 大学・短期大学
- 駒澤大学
- 日本体育大学
- 武蔵工業大学
- 東横学園女子短期大学
- 自由が丘産能短期大学(等々力)
[編集] 名所・旧跡
- 九品仏浄真寺
- 等々力渓谷
- 馬事公苑(上用賀)
- 駒沢オリンピック公園
- 野毛大塚古墳(玉川野毛町公園内)
- 玉川大師(瀬田)
- 行善寺(瀬田):玉川八景という景勝地だった。
- ねこじゃらし公園(奥沢),等々力八丁目公園:(市民参加のワークショップによってつくられた都市公園)
- ぽかぽか広場(玉川田園調布):玉川浄水場に蓋掛けした上部を丘陵広場として整備した。世田谷区のコンペによって実現した。
- 野毛~玉堤付近の多摩川土手の桜並木:(エドヒガンザクラが多く植えられ、世田谷区でも最も早く花見が出来る場所である)
- 呑川親水公園
- 長谷川町子記念美術館(桜新町)
[編集] 関連項目
カテゴリ: 東京23区の地域 | 世田谷区 | 日本の地理関連のスタブ項目