瀬谷英行
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瀬谷 英行(せや ひでゆき、男性、1919年2月28日 - )は、昭和・平成期の政治家。元日本社会党参議院議員。元参議院副議長。勲一等旭日大綬章。
東京都に生まれ、鉄道省に就職。戦後国鉄労働組合の結成に参加し反共連盟→民主化同盟で活動、埼玉県公労協議長を歴任した。
1962年7月参院選に埼玉県地方区から社会党公認で出馬し当選、6期務める。党埼玉県連会長・党参議院国会対策委員長を経て1983年7月参院選後に石橋政嗣新委員長が就任すると、党参議院議員会長に就任。1986年7月の衆参同日選後で参院副議長に就任し、1989年まで務めた。
1992年の参院選で引退を表明するも後継候補が出馬を辞退、結局出馬して1998年まで参院議員を務めた。1996年の社会民主党結成に参加し、同年9月の総選挙を前に所属議員の多くが民主党に移籍する中、社民党に残留した数少ない議員の一人となった。