江ノ島電鉄500形電車 (2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新500形電車(しん500がたでんしゃ)は、江ノ島電鉄の電車。
車体外観は20形と同様の塗色で前面にスカートが付き、乗降用扉は両開き戸、屋根上はシングルアームパンタグラフが載る。車体は枕ハリ・中ハリ以外はステンレス製とした江ノ電初のオールステンレス車である。
足回り関係では江ノ電初のVVVFインバータ制御が採用され、同じく初の回生ブレーキも装備される(回生失効対策として発電ブレーキも併用される)。
丸みを帯びた車体デザインは、かつての初代500形を彷彿とさせる部分もあるが、これは江ノ電自身がこれを意識して製作したもので、公式サイトや記念乗車券でも初代500形の写真などを併記している。
2006年3月27日より営業運転を開始した。インバータ制御器は東洋電機製のもので、自動放送装置には江ノ電では初となる英語の案内放送を併用したものが使用され、その後他の音声合成放送装置搭載車輌でも英語放送が追加されている。また、車内案内表示機は江ノ電では初となる液晶ディスプレイが採用され、路線案内のほかDVDによる沿線案内が表示されている。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 江ノ島電鉄 | 路面電車車両