永原慶二
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永原 慶二(ながはら けいじ、1922年 - 2004年7月8日 )は日本の歴史学者。専門は日本中世史。一橋大学名誉教授。妻の永原和子は女性史研究者である。
中国大連市に生まれる。1944年、東京帝国大学国史学科卒業。1947年東京大学史料編纂所員となる。1958年、一橋大学経済学部助教授。1963年から1986年まで一橋大学教授を務めた。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『日本の中世社会』(岩波書店、1968年)
- 『中世成立期の社会と思想』(吉川弘文館、1977年)
- 『中世内乱期の社会と民衆』(吉川弘文館、1977年)
- 『荘園』(評論社、1978年)
- 『戦国時代 1550年から1650年の社会転換』(吉川弘文館、1978年)
- 『歴史学叙説』(東京大学出版会、1978年)
- 『カレンダ-日本史 一日一史話』(岩波書店、1979年)
- 『日本経済史』(岩波書店、1980年)
- 『日本経済史を学ぶ』(有斐閣、1982年)
- 『日本中世の社会と国家』(日本放送出版協会、1982年)
- 『講座・日本技術の社会史 第1巻』(日本評論社、1983年)
- 『皇国史観』(岩波書店、1983年)
- 『日本経済史』(有斐閣、1990年)
- 『日本の歴史』
- 中央公論社による歴史概説書。企画委員を務めると同時に、第10巻『下克上の時代』の執筆を担当
[編集] 共著
- (松島栄一)『元号問題の本質』(アンリ出版、1979年)
[編集] 編著
- 『中世・近世の国家と社会』(東京大学出版会、1986年)
[編集] 参考文献
- 永原慶二追悼文集刊行会 編『永原慶二の歴史学』(吉川弘文館、2006年) ISBN 4642079599
カテゴリ: 日本の歴史学者 | 1922年生 | 2004年没 | 人名関連のスタブ項目