残菊物語
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残菊物語 | |
監督 | 溝口健二 |
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出演者 | 花柳章太郎 森赫子 |
音楽 | 深井史郎 |
撮影 | 三木滋人 藤洋三 |
編集 | 河東與志 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1939年10月10日 |
上映時間 | 146分 |
製作国 | 日本 |
キネ旬DB | |
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『残菊物語』(ざんぎくものがたり)は、1939年の溝口健二監督の映画。村松梢風原作。
また、1956年には島耕二監督によってリメイク版も製作された。
[編集] あらすじ
名優・二代目尾上菊之助の悲恋の物語。 身分違いの恋を全うして芸の道に励み、妻は悲しい結末を迎えるが、菊之助は素直で誠実で情愛のこもった人物として描かれている。
「残菊物語」は溝口作品の中でも特に素晴らしい戦前の映画であり、1939年キネマ旬報邦画ベスト・テン第2位に入賞した。
[編集] 配役
- 二代目尾上菊之助 (花柳章太郎)
- お徳 (森赫子)
- 五代目尾上菊五郎 (河原崎権十郎)
- 里 (梅村蓉子)
- 中村福助 (高田浩吉)
- 中村芝翫 (嵐徳三郎)
- 栄寿太夫 (川浪良太郎)
- 尾上松助 (高松錦之助)
[編集] リメイク版
1956年に島耕二監督によるカラー映画(大映)も作られた。
- 二代目尾上菊之助 (長谷川一夫)
- お徳 (淡島千景)
- 五代目尾上菊五郎 (沢村訥升)
- 里 (吉川満子)
- 中村福助 (伊沢一郎)
- 中村芝翫 (市川小太夫)
- 栄寿太郎 (黒川弥太郎)
- 尾上松助 (尾上栄五郎)
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