樋口裕一
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樋口裕一 (ひぐち ゆういち 1951年-) は、大分県出身の予備校講師・翻訳家・作家。京都産業大学文化学部客員教授。東進ハイスクール小論文客員講師。
大分県立大分上野丘高等学校卒業。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。立教大学大学院文学研究科博士課程修了。小論文・作文通信指導の白藍塾主宰。受験小論文における第一人者である。
いわゆる「樋口式小論文」を編み出した人物で、「小論文は YES か NO を答える文章。小論文は問題提起、意見提示、展開、結論の四部構成で書け」と主張している。
大学受験参考書の他、小学生のための作文参考書、高校入試や就職試験のための小論文・作文参考書、フランス語で書かれたアフリカ文学などの翻訳、さらに近年では、日本語関連の一般書を多数刊行し、著作の総計は 100 冊を超える。
小論文指導のノウハウを応用した『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP 新書)を出版し、ベストセラーになる。これ以降「頭がいい人、悪い人~」と銘打たれた類似書物が本人執筆含め多く出版された。なお、『頭がいい人、悪い人の話し方』は 2005年の書籍売り上げ第1位を記録した。
以前はペンネームで本河裕(ほんかわ ゆう)名義を使用していた事がある。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] 著作
[編集] 受験参考書
- 早わかり頻出テーマ小論文
- 早わかりハイレベル小論文
- その他
- ぶっつけ小論文 (文英堂)
- 入試小論文合格マニュアル (桐原書店)
- 樋口の推薦・AO入試小論文 (栄光)
- 一目でわかる小論文ハンドブック (ナガセ) 共著
- 樋口裕一の小論文トレーニング (ブックマン社) ほか多数
[編集] フランス語参考書
- わかるフランス語 (1986年, 大学書林) 共著
[編集] 一般書
- 予備校はなぜおもしろい ― 新・受験文化論 (1997年、日本エディタースクール出版部)
- ホンモノの文章力 ― 自分を売り込む技術 (2000年)
- ホンモノの思考力 ― 口ぐせで鍛える論理の技術 (2003年)
- 日本語力崩壊 でもこうすればくい止められる (2001年)
- やさしい文章術 ― レポート・論文の書き方 (2002年)
- YESと言わせる文章術 ― 自分の意見が面白いほど伝わる (2002年、青春出版社)
- 大人のための「読む力・書く力」トレーニング ― 東大・慶応の小論文入試問題は知の宝庫 (2003年、新評論)
- 頭がいい人、悪い人の話し方 (2004年)
- 頭がいい人、悪い人の<言い訳>術 (2005年)
- 勉強が好きになる! 頭がいい子に育つ「樋口メソッド」シリーズ (2005年)
- 書く力が伸びる! 頭がいい子に育つ「樋口メソッド」シリーズ(2005年)
- 読む力が伸びる! 頭がいい子に育つ「樋口メソッド」シリーズ(2005年)
- 頭がいい人の「自分を高く売る」技術 (2005年)
- 人の心を動かす文章術 (2004年)
- うるさい人を黙らせるひとこと会話術 (2004年)
- 頭がいい人の早わかり現代の論点 (2005年)
- モノゴトを明快にする論理力 ― シンプルに考えを整理する (2004年、大和書房)
- できる人の書き方 嫌われる人の悪文 (2005年、ビジネス社)
- たった1分でできると思わせる話し方 (2004年:本河裕名義でKKロングセラーズより発行の「できる男に見せる法」改題)
- 頭がいい人の恋愛術 ― なぜロクデモナイ男がモテるのか (2005年:本河裕名義でKKロングセラーズより発行の「モテる男になれる法―努力せずに目的を達する自己演出術」改題)
- 頭がよくなるクラシック入門 (2005年)
- 「本を読む子」は必ず伸びる! (2005年、すばる舎)
- 「話し方」革命 実践!対話で業績を上げる技術 (President Books) (斎藤孝ほか共著) (2005年、プレジデント社)
- 図解 一瞬で「頭がいい人」と言わせる技術(2006年)
[編集] 翻訳
- エイモス・チュツオーラ 妖怪の森の狩人 (トレヴィル、1993年)
- (椎名正博)エイモス・チュツオーラ 文無し男と絶叫女と罵り男の物語 (トレヴィル、1994年)
- ジョルジュ・バタイユ エロスの涙 (トレヴィル、1995年)
- アルフレッド・ルサン フランス士官の下関海戦記 (新人物往来社、1987年)
- ポール・クローデル クローデルの天皇国見聞記(原題『朝日の中の黒い鳥(L'Oiseau noir dans le Soleil levant)』新人物往来社、1989年)
- ソニー・ラブ=タンシ 一つ半の生命 (新評論、1992年)
- (北川正)ソニー・ラブ=タンシ 苦悩の始まり (新評論、2000年)
- (山口雅敏, 冨田高嗣)アマドゥ・ハンパテ・バー アフリカのいのち: 大地と人間の記憶 ― あるプール人の自叙伝 (新評論、2002年)
- マックス・ガロ イタリアか、死か ― 英雄ガリバルディの生涯 (中央公論新社、2001年)