極楽寺坂切通し
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極楽寺坂切通し(ごくらくじざかきりどおし)は鎌倉七口のひとつであり、鎌倉市の極楽寺方面から由比ヶ浜方面に抜ける道である。
鎌倉の西に位置し、京都と鎌倉を結ぶ重要な連絡路であり、最初に切りひらいたのは極楽寺の忍性と言われている。極楽寺坂が有名になったのは1333年の新田義貞鎌倉攻めで、極楽寺坂から第一部隊を鎌倉入りさせようとするが、「極楽寺坂切通し」は険しい上に、幕府軍が陣を整えて新田軍を待ちかまえていた、新田軍の第一部隊左将軍「大館宗氏」はここで戦死する、結局新田義貞は「極楽寺坂切通し」から鎌倉入りするのを諦めて稲村ヶ崎から鎌倉に攻め入ることとなり、鎌倉幕府は終わりを告げる。
[編集] 近隣の名所
- 極楽寺
- 成就院
- 星の井(星月夜の井)
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