松岡陽子マックレイン
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松岡 陽子 マックレイン(まつおか ようこ マックレイン、Yoko Matsuoka McClain, 1924年 - )は、日本出身のアメリカ合衆国の比較文学研究者。
作家松岡譲と、夏目漱石の長女・筆子の二女として、東京に生まれる。妹に半藤末利子がいる。
1945年に津田塾大学を卒業し、1952年に渡米。オレゴン大学でフランス語を専攻し、1956年に学士号を取得。この間、米国人ロバート・マックレイン (Robert McClain) と結婚。一男を出産後、再びオレゴン大学に戻る。大学院で比較文学を研究し、1967年に修士号を取得。1964年から1994年まで、オレゴン大学の東アジア言語文学部 (the Department of East Asian Language and Literature) で日本語や近代文学を教えた。現在、オレゴン大学名誉教授。
息子の息子(つまり陽子の孫)はミドルネームを漱石から取り、Alejandro (Alex) Soseki McClainと命名された。
著書に『漱石の孫のアメリカ』『孫娘から見た漱石』などがある。内外にわたって講演活動も多い。
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