東北工業大学
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東北工業大学(とうほくこうぎょうだいがく、英称:Tohoku Institute of Technology)は宮城県仙台市太白区に所在する私立工科系大学である。
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[編集] 概要
二ツ沢(1、2年次)、香澄町(本部・3、4年次・大学院)の2つのキャンパスを有する。もともと、電気系の法人および郵政互助会(現・郵政福祉)が設立母体で、電気系の学科が中心と思われがちだが、後発の建設系学科(建築・建設システム・デザイン・環境情報)の学生の方が多いのが特徴である。専門教育に力を入れ、東北6県や北海道・北関東出身者が在校生の大多数を占める。
郵政互助会が出資しており「郵政互助会教育振興基金奨学生」の制度が利用できる。
[編集] 沿革
[編集] 教育方針
設立は1964年(昭和39年)と比較的古く、東北地方の企業を中心に卒業生を送り込んでいる。各学科で多少の差はあるものの、1年次より専門科目を積極的に導入し、さらに少人数セミナ-形式の授業も比較的早くより取り入れてる点が特徴のひとつである。これは専門科目に早い時期から取り組むことで、専門科目の学力向上を図り、実戦応用力の強化する意図が読み取れる。そのため、教養科目はほとんどないと言ってもよい。なお、東北工業大学では、毎年進級認定があり、学科によっては3年次進級時に約30~40%もの留年生(私立大学では異例の多さ)が発生することがある。これは、科目によっては安易に単位認定を行わない場合が多々あるためである。入学試験では比較的入りやすい大学だが、入学後は厳しい専門教育を行う点では、石川県の私立理工系大学の金沢工業大学などと酷似する点がある。
[編集] 設置学科及び専攻
[編集] 大学関係者
[編集] 系列校
[編集] 外部リンク
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