木尾士目
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木尾 士目(きお しもく、1974年 - )は、日本の漫画家。男性、既婚。筑波大学人文学類卒業。本名は非公開だが、ペンネームの木尾士目は本名の漢字をバラしたものをモチーフにしている、とのこと。
[編集] 来歴
1994年、『点の領域』でアフタヌーン四季賞の四季賞を受賞。アフタヌーン誌に掲載されデビューとなる。以後、読み切り作品『陽炎日記』、連載作品『四年生』『五年生』と、一貫して大学生をメインにした作品を発表。特に泥沼化した男女の恋愛を描き切る描写力には定評があった。
2002年より連載の『げんしけん』ではややライトな作風へと転じつつオタク系大学サークルをコミカルに描いたが、この作品は「萌え」や「メイド喫茶」などのオタク文化に注目しつつあった世相も手伝って広範な読者を獲得した。同作品は作中作『くじびきアンバランス』とともに2004年にTVアニメ化されている。
また2006年からは『くじびきアンバランス』のみ人物設定などを変更して再度TVアニメ化、そのコミカライズ作品も2006年より連載されており、ネームを木尾自身が手がけている(作画は小梅けいと)。
[編集] 作品リスト
- 点の領域(1994年、単行本『陽炎日記』に収録)
- 陽炎日記(1995年-1996年、アフタヌーンコミックス 全1巻)
- 四年生(1997年-1998年、アフタヌーンコミックス 全1巻)
- 五年生(1998年-2001年、アフタヌーンコミックス 全5巻)
- クラカチットの街(2002年、読み切り作品 単行本未収録)
- げんしけん(2002年-2006年、アフタヌーンコミックス 8巻 以下続刊)
- くじびき♥アンバランス(2006年- 月刊アフタヌーン連載中 小梅けいと作画)