日本のダービーマッチ
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日本のダービーマッチ(にほんの―)は日本において、ダービーマッチと称されるサッカーの試合である。ダービーの語源はフットボールであるためその流れから考えればサッカー・ラグビー等に用いる言葉であるが、近年の日本ではプロ野球など他の競技で使用される場合がある。
目次 |
[編集] 日本のダービーマッチの歴史
本来、ダービーマッチの概念は「同じ街、同じホームスタジアム」のチーム同士の対戦が位置付けられてきたが、Jリーグ発足以前のJSLでは「○○決戦」若しくは「○○対決」という表現が「ダービーマッチ」に近い性格を帯びて用いられてきた。
こうした「○○決戦」、「○○対決」では、日本サッカーリーグ時代は、観衆の数は少ないもののそのほとんどが家族や会社関係者であったため、天竜川決戦のように会社自体がライバル関係にあった「決戦」はそれなりの盛り上がりを見せた。同時に天竜川決戦は「ダービーマッチ」が本来持っている地域性を内包しており、これを日本の「ローカルダービー」の一つの原型とみなす事が出来る。
従来の「○○決戦」、「○○対決」に代わり、日本で「ダービー」という言葉、表現が用いられるようになったのは1993年のJリーグ開幕後のことである。発足年こそダービーマッチは横浜ダービー(マリノス vs フリューゲルス)等を除けば殆どなかったものの、リーグの拡大・J2発足などによってその数は増え続けていった。地域性を考慮すると、さいたまダービー、静岡ダービー、大阪ダービーなどが日本で最も盛り上がりを見せるダービーマッチといえる。
[編集] 日本のダービーマッチの現状
[編集] サッカー
日本独自の傾向として、地域の共通点をからめるなどして、本来のダービーマッチが持っている同一都市クラブによる試合以外でも「ダービー」と呼ぶ傾向が見られる。川中島ダービー(現代版・川中島の合戦)や温泉ダービーなどがこれに当たる。こうしたものは従来用いられてきた「○○対決」の延長上にあるもので容易にその言い換えが可能である。
このような狭義の「ダービー」とは異なる使用法がされるのは、本来の意味を知らずに起こった誤用または拡大解釈、クラブの営業サイドの戦略、ファンが所謂「ネタ」として広めたものなど様々であるが、実際にダービーとして盛り上がりを見せるのは本拠地が同一都道府県に在る場合、または関東以外の地域において本拠地が隣接する府県に在る場合(関東ではクラブ数が多く都県の隣接が珍しくない為)くらいである。
ダービーマッチ本来の意味合いは「同じホームタウンで同じホームスタジアム」のチーム同士の対戦となっている。Jリーグ発足当初、この条件に当てはまっていたのは三ツ沢公園球技場(1998年は横浜国際総合競技場=日産スタジアム)で行われる【横浜マリノス vs 横浜フリューゲルス】の「横浜ダービー」だけであったが両チームの合併により消滅。しかし、2006年11月26日に横浜FCがJ2優勝と同時にJ1昇格要件を満たしたため、2007年から【横浜F・マリノス vs 横浜FC】として再び横浜ダービーが行われることになった。他にこの条件に当てはまる対戦は埼玉スタジアムで行われる【浦和レッズ vs 大宮アルディージャ】の「さいたまダービー」がある(詳細は後述)。
[編集] その他
最近ではサッカー以外の種目においても、一部マスコミがプロ野球の東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツの試合を「東京ダービー」と称している場合もある。
[編集] 1993年以前のダービー
[編集] サッカー(日本サッカーリーグ)
- 丸の内決戦
- 天竜川決戦
[編集] プロ野球
- 後楽園決戦
- 御堂筋シリーズ
[編集] 1993年以降のダービー
[編集] Jリーグ
- 日本版ナショナルダービー
- ヴェルディ川崎 vs 横浜F・マリノス(1998年までは横浜マリノス) (1993年-2005年)
- 鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田 (1997年-)
- 浦和レッズ vs 横浜F・マリノス (2004年-)
- 浦和レッズ vs ガンバ大阪 (2005年-)
- Jリーグ開幕当初はヴェルディ川崎 vs 横浜F・マリノス(日本リーグ時代の読売FC vs 日産自動車サッカー部。現在の東京ヴェルディ1969になってからは人気およびチーム力の低下が著しく、またJ2降格という事態になったため、ナショナルダービーと呼ぶ人は少なくなった)、その後2000年代初頭までは鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田をナショナルダービーと定義する人が多い。
- 一方で、ナショナルダービーと呼べるような突出した実力を持つチームがいないほど戦力が拮抗している、というのも実情で、「日本版ナショナルダービーは今現在存在しない」という見方をする人もある。特に、近年は上記にように年毎にチームが変わっている。また、Jリーグはまだまだ歴史が浅いため、ナショナルダービーとして確立しているとは言い難いとの声もある。また、鹿島アントラーズとジュビロ磐田がかつてほどの勢いがなくなった今、現在のナショナルダービーはクラブ規模・集客力ではトップクラスの浦和レッズ vs 横浜F・マリノス、実力面でトップクラスであり日本代表選手も多い浦和レッズ vs ガンバ大阪だという意見もある。
- また、熱狂的なサポーター同士の対抗意識から浦和レッズ vs FC東京をナショナルダービーとする見方も少数意見としてある。このカードは海外の雑誌においても、世界で最も盛上がるカードの上位にランクされたこともあり、特にFC東京のホームゲームにおいては、スタジアムがくっきり青と赤に二分され、スタンドは異常な熱気に包まれる。いずれのチームも、男性サポーターの比率が高く、野太い声がよく響き渡るため、「男声ダービー」とも称される。同様に、熱狂的なサポーター同士の構図としては浦和レッズ vs 鹿島アントラーズをあげる人もいる。
- 東京ダービー
- FC東京 vs 東京ヴェルディ1969 (2001年-2005年)
- FC東京とヴェルディは2000年、ヴェルディが川崎市に本拠地を置いていた頃から対戦しているが、東京ダービーとなったのはそのヴェルディが東京都にホームを移した2001年からである。2001年初戦は東京スタジアム(現在の味の素スタジアム)のこけら落としとなった。
- まだ歴史は浅いが、お互いのホーム最終戦となることが数度あったのも影響してか、ヴェルディが勝ち降格を免れた2001年最終戦や、ヴェルディ終了間際の同点劇により、FC東京初の、アマラオ最後のステージ優勝の可能性を、最終戦を残して完全に断ち切った2003年2ndステージ、そしてヴェルディの驚異の粘りを振り切り延長戦を制し、FC東京が初の決勝戦へ、初タイトルへ向かった2004年のJリーグヤマザキナビスコカップ準決勝など、劇的な戦史に彩られてきた。
- そのためもあってかよく両サポーター同士での小競り合いがたびたび起こったり、荒れる試合になることがある。
- なおダービーマッチ本来の意味合いである「同じホームタウン・同じスタジアム」という定義で考えると、両クラブのホームスタジアムは調布市にある味の素スタジアムとなっているが、元々FC東京のホームタウンは調布市、東京ヴェルディのホームタウンは稲城市であったため、ダービーマッチ本来の意味合いからは外れてしまうという意見がある。ただし、実際の両チームのホームタウンは東京全域であるのでダービーマッチの定義は成り立つ。ちなみにサポーター数はFC東京のほうがはるかに上回っている。
- 2006・2007シーズンは、東京ヴェルディのJ2降格により、公式戦としては実現されない。
- 東北(みちのく)ダービー(仙山線ダービー)
- ベガルタ仙台 vs モンテディオ山形 (1995年-2001年、2004年-)
- 1998年までJFLでの開催。元々サポーターの間では絶対に負けたくないという因縁があり(特にモンテディオ山形側)、両チームがJ1昇格争いに顔を出した2001年頃から大きな盛り上がりを見せている。
- ホームゲームの観客動員数が伸び悩んでいる山形にとっては、この試合が営業的にはドル箱カードとなっており、仙台のJ2降格により3年ぶりの対戦となった2004年5月5日に山形県総合運動公園陸上競技場で行われた第10節ではみちのくダービー最高の20,062人を記録する(ちなみに山形県総合運動公園陸上競技場の定員は20,315人)など、現在では毎回10,000人以上の観客を集める貴重な存在となっている(ちなみに、2004年5月5日のダービーでの最高観客動員を越すのは現在では不可能とされている。緩衝帯でのトラブルが発生し、緩衝帯の拡大が行われた為。ちなみにユアテックスタジアム仙台の収容人員は19,694人)。
- 最近では所属選手が相手県出身だったり(2006シーズンの例:山形県出身の仙台・菅井直樹と宮城県出身の山形・佐々木勇人)、仙台を戦力外となった選手が山形に移籍したり(同例:小原章吾、財前宣之)と、選手間でも燃える要素が生じている。
- 茨城ダービー
- 北関東ダービー
- 千葉ダービー
- ジェフユナイテッド市原・千葉 vs 柏レイソル (1995年-2005年、2007年-)
- 埼玉(さいたま)ダービー
- 浦和レッドダイヤモンズ vs 大宮アルディージャ (2000年、2005年-)
- 2000年はJ2、2005年からはJ1での開催。「さいたまダービー」としては2005年が初となる(2000年当時さいたま市は未発足)。
- ダービーマッチ本来の意味合いである「同じホームタウン・同じスタジアム」という定義に当てはまるJリーグ・J1のダービーマッチは、このダービーと横浜ダービー(横浜F・マリノスvs横浜FC)のみである。他のダービーマッチと比べて観客動員数はこのダービーマッチが最も多い。大宮アルディージャにとっては、浦和レッズ戦の観客数が他の試合と比べて1番多い。ただ、言うまでもなく、どちらがホームであろうとも、浦和レッズサポーターが約9割を占めている。
- 川崎ダービー(旧川崎ダービー)
- 川崎フロンターレ vs ヴェルディ川崎 (2000年のみ)
- 川崎フロンターレ vs 東京ヴェルディ1969 (2005年)
- ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)が2001年から東京へ移転してしまったため2005年シーズンからは「旧川崎ダービー」の名称となる。
- 2006・2007シーズンは、東京ヴェルディ1969がJ2降格したため、公式戦としては行われない。(併せてJリーグ番外編の「稲田堤ダービー」の項も参照いただきたい)
- 横浜ダービー
- 横浜マリノス vs 横浜フリューゲルス (1993年-1998年)
- 横浜F・マリノス vs 横浜FC (2007年-)
- ダービーマッチ本来の意味合いである「同じホームタウン・同じスタジアム」という定義で考えると1993年~1998年まで三ツ沢公園球技場(1998年だけ横浜国際総合競技場)で行われた横浜マリノス vs 横浜フリューゲルスのダービーがJリーグ最初で唯一のダービーマッチとなる。しかし、両クラブの合併により98年に消滅する。
- 後者のカードは2006年現在公式戦で実現されていないが、2006年にプレシーズンマッチという形で非公式ながら実現した。2006年11月26日に横浜FCがJ2を制しJ1昇格が決定したことにより、2007年にJ1での対決が実現することとなった。
- 神奈川ダービー
- 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ (J1)(2000年、2005年-)
- 横浜FC vs 湘南ベルマーレ (J2) (2005年-2006年)
- 「神奈川ダービー」は2001年~2004年は川崎フロンターレ、横浜FC、湘南ベルマーレの3チームのJ2での直接対決、Jリーグ創立間もない時期は、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、湘南ベルマーレ(旧・ベルマーレ平塚)の3チーム(フリューゲルスは1998年で消滅。2000年はベルマーレがJ2降格し、代わってフロンターレがJ1昇格)の直接対決で一部表現されたこともあった。しかしながらヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)が川崎市に本拠を置いていた時代(1992年~2000年)は、他の神奈川勢との対戦もあったが、東京色の強い印象があったせいかヴェルディ絡みの試合では「神奈川ダービー」の表現は殆どしなかった。
- 静岡ダービー
- 清水エスパルス vs ジュビロ磐田 (1994年-)
- 静岡はもともと「サッカー王国」と呼ばれるほどサッカーの盛んな地域であるが、駿河国 vs 遠江国、県都静岡 vs 商都浜松の代理戦争と言われており、地域対立が最も色濃く反映された「日本で最もダービーマッチらしい対決」と言われる。さらにジュビロファンの間では、Jリーグ設立時に磐田の前身であったヤマハ発動機が屈指の強豪であったにもかかわらず、「市民球団」を標榜する清水に参加権をさらわれた、という意識が未だに根強く、清水戦を特別視する人も多い。サポーター同士の小競り合い、乱闘も多く、荒れる試合になることもある。
- 中でも1999年にはこのカードが年間王者を決定するチャンピオンシップで実現し大変な盛り上がりを見せた。2001年に袋井市に静岡スタジアム エコパが完成してからは両チームのホームゲームが週末に開催される場合はここで開催されている。ただし、公式戦の試合日程の関係上、日本平、磐田の両ホームスタジアムで開く試合もある。実際、2005年は清水のホームゲームは日本平で行われた。
- 大阪ダービー
- 四国ダービー
- 九州ダービー
- アビスパ福岡、サガン鳥栖、大分トリニータの3チームが絡む直接対決。
- 特に両都市間の距離が近接しているアビスパ福岡とサガン鳥栖の対戦をいう。2005年10月23日のアビスパ福岡対サガン鳥栖の試合は、アビスパ福岡のJ1昇格が目前であることから最後のダービーマッチという意味で「2005 Kyushu Derby Match FINAL」と題して試合が開催された。
- アビスパ福岡、大分トリニータ、サガン鳥栖の3チームそろっての対決は2002年のJ2だけであった。
- アビスパ福岡VS大分トリニータは福岡と大分を結ぶJRの特急ソニックになぞらえて「ソニックダービー」や同区間の高速バスの名称で「とよのくにダービー」と一部では呼ばれている。
- 大分トリニータ vs サガン鳥栖の対決は1999年-2001年のJ2(1996年-1998年は当時のJFLでも対決している。)での対決だった。このカードは「大分道ダービー」と一部で呼ばれる。大分道は鳥栖JCTと大分米良IC(九州石油ドームの最寄り)を結んでいる。
- 2006年はJ1では初となる九州ダービーがアビスパ福岡 vs 大分トリニータで実現、博多の森競技場での初対決は大分が勝利している。なお、この初対決は18,000人をこえる観客動員となったが、大分からだけでバス25台、約4,500人が集結し、5,000人をこえる大分サポーターの声援と青と黄色のカラーボード掲げて、大分のホームとも思えるような雰囲気になった。シャムスカ監督も「ホームかと思った」と発言している。九州石油ドームで行われた2回目の対戦では、大分は代表1キャップの梅崎司らの凱旋、福岡サポがビッグフラッグを持ち込むなど、サポーターは盛り上がっていたのだが、試合はスコアレスドローに終わっている。
[編集] Jリーグ・番外編
- レッドダービー
- 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ(2000年は開催なし)
- 両チームともユニフォームカラーが赤色によるもの。両サポーターが非常に熱狂的であることでも知られ、2004年の2ndステージカシマサッカースタジアムで行われた試合では、本来持ち込み禁止である発炎筒が焚かれ、試合終了後には鹿島のサポーターと選手が小競り合いを起こした。また2005年の開幕戦では試合中乱闘が起きるなど、時折荒れた試合になることの多いカードでもある。地域性などで生まれたわけではないものの、盛り上がりという観点からすれば日本で最も盛り上がるダービーマッチのひとつであろう。偶然であろうが、超満員の雨の薄暮ゲームとなることが多い(1996年Jリーグ第28節、2001年Jリーグ1stステージ第6節、2003年ナビスコ杯決勝、2003年J1リーグ2ndステージ第15節、2006年J1リーグ第12節など)。
- 金町ダービー
- 柏レイソル vs FC東京
- 2000年4月の対戦において柏レイソルサポーターが「金町はもらった」との横断幕を掲げたのに由来するもので(金町は常磐線で千葉県から東京都に入って最初の駅)、それ以前から両チームの対戦ではサポーター同士の「応援合戦」が行われていた(FC東京は、東京ガス時代からJリーグ加盟後まもなくの頃は練習場は江東区、試合の本拠地は江戸川区と東京特別区東部エリアに拠点を置いており、柏が一番近かった)。雑誌などでも使われ、定着しつつある名称であるが、2006年は柏がJ2へ降格したために行われなかった。しかし当の両チームのサポーター(特に柏サポーター)の間では、2003年の最終節でのFC東京サポーターによる柏サッカー場でのピッチ乱入事件により確執が生まれ、この呼称は用いられなくなりつつある。
- オレンジダービー
- アルビレックス新潟、大宮アルディージャ、清水エスパルスが絡む直接対決。
- チームカラーがオレンジのチーム同士の対戦。
- 川中島ダービー
- 長篠ダービー
- 名古屋グランパスエイト vs ヴァンフォーレ甲府 (2006年-)
- 稲田堤ダービー
- 東京ヴェルディ1969 vs 川崎フロンターレ
- (上記にある川崎ダービーの項も参照) 稲田堤は、川崎市多摩区にある地区。東京Vのホームタウン稲城市に隣接していて、ここからはヴェルディの練習場に歩いていける。2005年3月、ナビスコカップ・グループリーグ第1節を迎えるにあたってこのカードの集客を見込むため東京Vフロントがオフィシャルページにて京王稲田堤駅にてポストカード配りをアナウンス。しかし川崎Fサポーターからの抗議により場所変更となった。それが元になって主にネット上で東京Vサポーター、川崎Fサポーター共に稲田堤を意識する発言が大きくなっていき、当日のマッチデイプログラムのコラムでも触れられる事態となった。ちなみに、当日の試合は、前半に川崎Fが4得点するが、後半に東京Vが4得点し追いつく、いう大味な展開となった。
- なお2000年にはこの両チームがJ1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯で対戦しているが、この時はヴェルディも「ヴェルディ川崎」として川崎市をホームタウンとしていたため、「川崎ダービー」と称された。
- 多摩川ダービー
- FC東京 vs 川崎フロンターレ
- 多摩川を挟んだ地区にあるチーム同士によるもの。
- 鶴見川ダービー
- 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス
- 鶴見川を挟んだ地区にあるチーム同士によるもの(神奈川ダービー)
- 温泉ダービー
- ヴァンフォーレ甲府 vs ザスパ草津(2005年)
- 関西ダービーマッチ
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- 京阪ダービー(京都パープルサンガと大阪勢の対戦)
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- 阪神ダービー(ヴィッセル神戸と大阪勢の対戦)
- セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸 (1997年-2001年、2002年-2005年)、ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸(1997年-2005年、2007年-)
- ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス(2006年)
- 野田線ダービー
- 常磐線ダービー
- ベガルタ仙台 vs 水戸ホーリーホック
- 常磐線特急スーパーひたちによって結ばれる水戸と仙台から。
- 上越新幹線ダービー
- 大宮アルディージャ vs アルビレックス新潟(1999年-2003年、2005年-)
- 甲州街道ダービー
- 富士山ダービー (身延線ダービーとも呼ばれた)
- 清水エスパルス vs ヴァンフォーレ甲府(2006年-)
- 両者のホームタウンから見える富士山から。(甲府と清水を結ぶ身延線から)
- 湾岸ダービー(アクアラインダービー)
- ジェフユナイテッド市原・千葉 vs 川崎フロンターレ(2000年、2005年-)
- サックスブルーダービー
- 川崎フロンターレ vs ジュビロ磐田(2000年、2005年-)
- サックスブルーをチームカラーとする両者の対戦。
- 犬ダービー
- ジェフ市原・千葉 vs ヴァンフォーレ甲府(2006年-)
- 楽天ダービー
- ベガルタ仙台 vs ヴィッセル神戸(2006年)
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- この両チームは2002年から2年間、J1で対戦している(その時の対戦成績はベガルタ仙台の2勝2分け)。
- 東京ヴェルディ1969もかつては楽天がユニフォームスポンサーだった時期があった。
- 日本ハムダービー
- コンサドーレ札幌 vs セレッソ大阪(2007年-)
- セレッソ大阪のスポンサーである日本ハムはプロ野球の北海道日本ハムファイターズを2004年から札幌ドームを本拠地に移したが、コンサドーレ札幌も札幌ドームをホームスタジアム(ただし札幌厚別公園競技場と併用)としている。2004年以降セレッソ大阪はJ1、コンサドーレ札幌はJ2の所属が続いていたが、2006年12月2日にセレッソ大阪のJ2降格が決まり、2007年より6年ぶり、北海道日本ハムファイターズの札幌移転後では初めて日本ハムダービーが行われることとなる。
- ITダービー
- 東京ヴェルディ1969 vs ヴィッセル神戸(2005年-2006年)
- サイバーエージェントをユニフォームスポンサーとするヴェルディと楽天をメインスポンサーとする神戸の対戦。
- JALダービー
- コンサドーレ札幌 vs 清水エスパルス(1998年、2001-2002年)
- 日本航空をユニフォームスポンサーとするチーム同士の対戦。
- エアラインダービー
- 横浜フリューゲルス vs 清水エスパルス(1993-1998年)
- ハムダービー
- セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸(1997年-2001年、2003年-2005年)
- 日本ハムをユニフォームスポンサーとするセレッソと伊藤ハムがスポンサーの神戸の対戦。MVPの選手や抽選で選ばれた観客にハム・ソーセージ詰め合わせをプレゼントするなどスポンサーも巻き込んだ対決となったりする。
- 携帯ダービー
- 浦和レッズ、大宮アルディージャ、京都パープルサンガの3チームが絡む試合。
- 浦和が2005年よりボーダフォンをユニフォームスポンサーとし、大宮もNTT DoCoMo(FOMA)が背中スポンサー、京都もKDDIを練習着スポンサーとしているため。
- 自動車ダービー
- 浦和レッズ(三菱自動車)、横浜F・マリノス(日産自動車)、名古屋グランパスエイト(トヨタ自動車)、サンフレッチェ広島(マツダ)の4チームが絡む試合。
- 特に名古屋のサポーターが「ようこそ世界のトヨタへ」と横断幕を上げることでも有名。
- 南北線ダービー
- 浦和レッズ vs 川崎フロンターレ(2005年-)
- 紫ダービー
- 京都パープルサンガ vs サンフレッチェ広島(1996年-2000年、2002年、2006年)
- 紫をチームカラーとするチーム同士の対戦。
- 青黒ダービー
- ガンバ大阪 vs 川崎フロンターレ(2000年、2005年-)
- 青と黒のチームカラーを持つチーム同士の対戦。
- 餅ダービー
- 家電ダービー
- 伊達ダービー
[編集] JFL
- 東北ダービー
- ブランメル仙台(現ベガルタ仙台)、モンテディオ山形(旧・NEC山形サッカー部)、福島FC、ソニー仙台サッカー部の絡む直接対決(1995年-1998年 この内福島FCは1997年の解散まで、ソニー仙台は1998年度のみ)
- 仙台ダービー
- ブランメル仙台 vs ソニー仙台サッカー部 (1998年のみ)
- 東京ダービー
- 佐川急便東京サッカー部、横河武蔵野フットボールクラブ、国士舘大学サッカー部の3チームによる直接対決 (1999年- 佐川東京は2002年から参加、国士舘は2004年撤退)
- 北関東ダービー
- ザスパ草津、FCホfリコシ、栃木SC、流通経済大学サッカー部の4チームによる直接対決 (2004年- 草津は2005年にJ2昇格、FCホリコシは2004年まで「群馬FCホリコシ」として出場 流通経済大学は2005年から参加)
- 群馬ダービー
- ザスパ草津 vs FCホリコシ (2004年のみ)
- 富山ダービー
- アローズ北陸 vs YKK APサッカー部 (2001年-)
- 現JFLのダービーマッチの中では屈指の好カードとなっている。
- 静岡ダービー
- ホンダFC、ジヤトコFC、静岡産業大学サッカー部の3チームによる直接対決。(1997年-2003年 1997年-1999年と2003年はホンダFC vs ジヤトコFC)
- 京都ダービー
- FC京都BAMB1993 vs 佐川印刷サッカー部(2003年のみ)
- 関西ダービー
- 佐川印刷サッカー部、佐川急便大阪サッカー部、FC京都BAMB1993の3チームによる直接対決(2003年のみ)
- 伯備線ダービー(中国ダービー)
- 九州ダービー
[編集] JFL番外編
- 佐川ダービー
- ホンダ・ダービー
- ホンダFC(浜松市)とホンダロックサッカー部(宮崎市)の直接対決。両チームは何れも自動車メーカーの本田技研工業系列で、前者がホンダの本社サッカー部、後者は自動車関連部品を扱っている関連企業である。
[編集] 地域リーグ
- T1盛岡ダービー
- 東北社会人サッカーリーグ1部(T1)の盛岡ゼブラ、グルージャ盛岡の対戦。(2005年-)
- Kyuリーグ沖縄ダービー
- 九州社会人リーグ(Kyuリーグ)のFC琉球、沖縄かりゆしFC、沖縄海邦銀行サッカークラブの対戦。(FC琉球は2005年のみ参加)
- 北信越リーグ信州ダービー
[編集] なでしこリーグ
- 神戸ダービー
- TASAKIペルーレFC vs INACレオネッサ(2006年-)
- 九州ダービー
[編集] ラグビー(ジャパンラグビートップリーグ)
- 千葉ダービー
- いずれも千葉県をホームタウンとするNECグリーンロケッツ、クボタスピアーズ、日本IBMビッグブルーが絡む対戦。
- 府中ダービー
- いずれも府中市をホームタウンとするサントリーサンゴリアスvs東芝ブレイブルーパスの対戦。リーグ戦終盤に味の素スタジアム(第1回のみ秩父宮ラグビー場)で開催。
- 神戸ダービー
- いずれも神戸市をホームタウンとするワールドファイティングブルvs神戸製鋼コベルコスティーラーズの対戦。
- 福岡ダービー
- いずれも福岡県をホームタウンとする福岡サニックスブルースvsコカ・コーラウエストレッドスパークスの対戦。
[編集] プロ野球
プロ野球では2005年から日本版交流試合が開催されるようになったことからダービーといわれる試合が多く存在するようになる。 なお、日本ではサッカーの影響から「ダービー」という語を用いるが、野球発祥の地アメリカのMLBでは「シリーズ」という語を用いるのが一般的(サブウェイ・シリーズなど)。
- 北国ダービー
- 北海道をフランチャイズとする北海道日本ハムファイターズ vs 宮城県をフランチャイズとする東北楽天ゴールデンイーグルスの対戦
- 東京ダービー
- いずれも東京都をフランチャイズとする東京ヤクルトスワローズ vs 読売ジャイアンツの対戦
- 東横線ダービー
- 東京ヤクルトスワローズ vs 横浜ベイスターズの対戦。ヤクルトの本拠地である明治神宮野球場の最寄り駅である外苑前駅から2駅分の渋谷駅から横浜の本拠地である横浜スタジアムの最寄り駅である日本大通り駅までは東急東横線・みなとみらい線が直通運転をしていることから。
- 湾岸ダービー
- 千葉県をフランチャイズとする千葉ロッテマリーンズ vs 神奈川県をフランチャイズとする横浜ベイスターズとの対戦
- パ・リーグ関東ダービー
- 埼玉県をフランチャイズとする西武ライオンズ vs 千葉県をフランチャイズとする千葉ロッテマリーンズの対戦。現在、文化放送ライオンズナイターではこの対戦を「パ・リーグ関東ダービー」と銘打って放送している。
- 関西ダービー
- 兵庫県をフランチャイズとする阪神タイガース vs 大阪府(2007年までは兵庫県も)をフランチャイズとするオリックス・バファローズの対戦
- ITダービー
- 大手私鉄ダービー
- 食品会社ダービー
- 食品会社の球団千葉ロッテマリーンズ・北海道日本ハムファイターズ・東京ヤクルトスワローズが絡む対戦
[編集] プロバスケットボール(bjリーグ)
- 首都圏ダービー
- 北陸バードダービー(日本海ダービー)
- 九州ダービー