斎藤健
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斎藤健(さいとう けん、昭和34年(1959年)6月14日 - )は、昭和・平成期における日本の官僚。元埼玉県副知事。
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[編集] 概要
[編集] 人物・経歴
- 東京都出身。
- フランクにものを述べるタイプで、経産省在任中から異色の官僚として定評があり、メディアで取り上げられることが多く、官僚としては良い意味で評価が高かった。小林興起とは入れ替わりに通産省に入省する。
- 埼玉県知事の上田清司の招聘により経済産業省課長職から埼玉県副知事に転身。
- 2006年4月、衆議院議員千葉7区補欠選挙に関連して、自由民主党の公募に応じ、出馬した。当初は民主党のライブドア送金指示メール騒動により当選が確実と思われたが、民主党代表に小沢一郎が就任したことにより風向きが変わる。このため自民党は、民主党候補者の太田和美のネガティブキャンペーンに力を入れた。しかし太田がこれを否定せず、敢えて開き直りとも取れる戦術を採ったことから、自民党の思惑とは異なり、「庶民派で地元密着の太田」「エリート色を無理に打ち消そうとするエリート落下傘候補の斎藤」というイメージが有権者に定着する。更に堂本暁子県知事が推進してきた男女共同参画条例制定を巡る千葉県議会内における自由民主党と公明党の確執が両党の選挙協力に微妙な影を落とす事になった。このために無党派層などの浮動票を十分に集めることができず、僅差で敗れた。チルドレン他、自民党議員応援時の街頭演説では多くの聴衆を集められたが、選挙戦最終日、野田市のショッピングセンター「ウニクス野田」前でのビールのP箱に乗っての斎藤ひとりでの演説には誰一人聴衆が集まらなかったという寂しい事実がある。
[編集] 最初はグー、サイトウケン!
- 選挙応援で自民党幹事長の武部勤が考案したキャッチフレーズ。リズム感は良いがよく読むと何の語呂合わせも意味づけも存在せず、これを多用したことが斎藤の敗因ではないか、との評価もある。ラジオパーソナリティの宮川賢がこのフレーズに大ウケし、夜な夜なニュースいぢり X-radio バツラジに送られてくる武部の名を騙ったメールには、このフレーズが必ず使われる。
[編集] 略歴
[編集] 経歴
- 昭和34年(1959年)
- 6月14日 出生。
- 昭和58年(1983年)
- 平成3年(1991年)
- ハーバード大学修士課程修了。
- 平成12年(1999年)
- 平成16年(2004年)
- 平成18年(2006年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- さいとう健公式HP(公式サイト)‐閉鎖
- 自由民主党千葉県支部連合会
- ウニクス野田
カテゴリ: 日本の官僚 | 国政選挙立候補経験者 | 1959年生 | 東京都出身の人物