息子 (映画)
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息子(むすこ)は、1991年に松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。椎名誠の小説『倉庫作業員』をベースに家族の問題を深く掘り下げた作品。キネマ旬報ベストテン一位などその年の映画賞を独占した。
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
東京の居酒屋でアルバイトをしている哲夫は、母の一周忌で帰った故郷の岩手でその不安定な生活を父の昭男に非難される。その後、哲夫は下町の鉄工所で働くようになる。その取引先で征子という美しい女性に好意を持つが、彼女は聴覚に障害があることを知り、衝撃を受ける。上京してきた父は哲夫の様子を見て安心する。そんな父に哲夫は征子を紹介し結婚したいと告げる。