志摩郡 (志摩国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
志摩郡(しまぐん)は、三重県にかつてあった郡。現在の鳥羽市、志摩市全域に当たる。2003年現在で人口60,059人、面積179.63 km²。
[編集] 沿革
- 明治11年(1878年)の郡区町村編制法施行の際は、2郡合同の郡役所が答志郡鳥羽町(現鳥羽市)に置かれた。
- 明治29年(1896年)3月29日の郡制施行の際、両郡は合併して再び志摩郡(1町24村)となった。郡役所は引続き鳥羽町に置かれた。
- 明治30年5月31日 (1町27村)
- 答志村大字菅島が菅島村となった。
- 答志村大字桃取が桃取村となった。
- 鵜方村大字神明浦が神明村となった。
- 大正8年10月1日 浜島村が町制施行して浜島町となった。(2町26村)
- 昭和3年8月1日 波切村が町制施行して波切町となった。(3町25村)
- 昭和14年7月1日 和具村が町制施行して和具町となった。(4町24村)
- 昭和17年6月10日 坂手村が鳥羽町に編入された。(4町23村)
- 昭和26年1月1日 鵜方村が町制施行して鵜方町となった。(5町22村)
- 昭和29年(1954年)
- 昭和30年
- 1月1日 鵜方町・甲賀村・立神村・神明村・志島村・安乗村・国府村が合併して阿児町となった。(4町2村)
- 2月11日 磯部村・的矢村・度会郡神原村の一部が合併して磯部町となった。(5町)
- 平成16年(2004年)10月1日、浜島町(はまじまちょう)・大王町(だいおうちょう)・志摩町(しまちょう)・阿児町(あごちょう)・磯部町(いそべちょう)が合併して志摩市となり、志摩郡は消滅した。
明治22年以前 | 旧郡 | 明治29年3月29日 | 明治29年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
答志郡 | 鳥羽町 | 鳥羽町 | 昭和29年11月1日 鳥羽市 |
鳥羽市 | 鳥羽市 | 鳥羽市 | |
坂手村 | 昭和17年6月10日 鳥羽町に編入 |
||||||
神島村 | 神島村 | ||||||
答志村 | 答志村 | ||||||
明治30年5月31日 菅島村 |
|||||||
明治30年5月31日 桃取村 |
|||||||
加茂村 | 加茂村 | ||||||
鏡浦村 | 鏡浦村 | ||||||
長岡村 | 長岡村 | ||||||
磯部村 | 磯部村 | 磯部村 | 昭和30年2月11日 磯部町 |
平成16年10月1日 志摩市 |
志摩市 | ||
的矢村 | 的矢村 | 的矢村 | |||||
度会郡 神原村の一部 |
度会郡 神原村の一部 |
度会郡 神原村の一部 |
|||||
答志郡 | 安乗村 | 安乗村 | 安乗村 | 昭和30年1月1日 阿児町 |
|||
国府村 | 国府村 | 国府村 | |||||
英虞郡 | 鵜方村 | 鵜方村 | 昭和26年1月1日 町制 |
||||
明治30年5月31日 神明村 |
神明村 | ||||||
甲賀村 | 甲賀村 | 甲賀村 | |||||
立神村 | 立神村 | 立神村 | |||||
志島村 | 志島村 | 志島村 | |||||
名田村 | 名田村 | 昭和29年8月1日 大王町 |
大王町 | ||||
畔名村 | 畔名村 | ||||||
波切村 | 昭和3年8月1日 町制 |
||||||
船越村 | 船越村 | ||||||
浜島村 | 大正8年10月1日 町制 |
浜島町 | 浜島町 | ||||
和具村 | 昭和14年7月1日 町制 |
昭和29年12月1日 志摩町 |
志摩町 | ||||
片田村 | 片田村 | ||||||
布施田村 | 布施田村 | ||||||
越賀村 | 越賀村 | ||||||
御座村 | 御座村 |