式守伊之助 (36代)
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36代式守伊之助(さんじゅうろくだいしきもりいのすけ、1943年4月21日 - )は、大相撲の立行司。本名:伊藤勝治。東京都出身。
[編集] 人物・略歴
1956年5月場所初土俵。錦島部屋→式秀部屋→伊勢ノ海部屋と所属が変わっている。師匠は木村筆之助。
「電脳行司」と表現されるほど、ITに親しんでおり、かつて存在した「大相撲フォーラム」の常連として、ネット上での書き込みを行っていた。また、伊勢ノ海部屋公式応援ページにも自身のコーナーを持っている。(掲載されているGIF画像ファイルでは、お辞儀をしたり、軍配を回したりしているなど、画像ファイルの加工技術もなかなかのものだと思われる。)
場内放送を長年担当しており、おなじみとなっている。また身長が179センチもあり(歴代立行司最長)、土俵上の存在感も大きい。立ち会いの際、「はっけよい」を言わない時代が長かったが、近年は言うようになった。
2006年5月場所より立行司に昇進。三役格在位わずか4場所での昇進は史上最短である。
ちなみに、2005年6月13日、同年5月30日に死去した二子山事業部長(元大関・貴ノ花)の協会葬が両国国技館で行われ、その総合司会進行役を務めたのもこの人である。